ゴールデンウィークが始まりましたが、私はコツコツと初夏の売場作りに夢中になっていて、どうにか着物コーナーを整えることができました。
新しい体制で初夏の装い提案や浴衣商戦のスタートを切ることができますが、要のお客様にお知らせを入れる販促が用意されておりません。
この連休中に、ない頭を絞って販促物を作ることができればとできればと思っておりますが、その前に皆さんに店内の様子を映像でお伝えさせていただきます。
大きな画像ではありませんが、雰囲気だけでも味わっていただけたらと思います。
いろんな商品が混在していますが、初夏の気候に合った単衣物や浴衣関係の装いをディスプレーしたものです。
画像以外の商品もご覧になれる状態になっておりますので、気軽に覗いていただけたら幸せに思います。
さて今日は新しく揃えた浴衣地の中から藍染の着物を紹介してみましょう。
この藍染の浴衣は三勝(さんかつ)というメーカーから出されていもので、江戸時代から伝わる染めの技法、長板染めで染められた品なんですよ。
そに着物に麻の羅織(らおり)八寸帯と組み合わせて、単衣時期のお出かけ着を提案をさせていただいたものです。
味わいがあってとても素敵でしょう・・・
日本人が大切にしている詫び寂びを感じさせられる着物としての着こなし方かと思っています。
それではこの長板染めの綿の着物を浴衣の装いとしてコーディネートしてみましょう。
合わせた帯は沖縄県の織られている木綿の首里花織の半巾帯になります。
藍染の色に温かみが出て、はんなり感が引き出されたのではないかと思っておりますが、この長板染めの浴衣は、違った柄を裏面にも染めていて、このチラリと見える異なった柄がおしゃれなんですね~
このような染め方をした藍染の着物は多く染められていないため、珍しく思うかもしれませんね。
日本伝統の技を生かして作られた品々は流行に流されるというものではないので、いつまでも新鮮な気持ちでお召しいただけることでしょう。
正統派の着こなしを好まれる方に、是非ともお勧めさせていただきたいひと品かと思っております。
話題はガラリと変わり、今月息子夫婦に赤ちゃんが生まれ、それを聞きつけた息子の同級生のお母さんが店に寄って下さいましてね~
友達が県外で職に就いていることもあって、代わりにお母さんがお祝いの品を持って来てくれたのです。
そのときに、息子のことをとても褒めてくれましてね~
優しい息子さんで、いつもよくしてもらっていて、いい友達を持ったと心から喜んでいるんですよ・・・
息子の友達のお母さんにそのようなことを伝えられるとは思っていなくて、返す言葉を失いましたが、親としてとても嬉しく思うものがありました。
同級生であることは知っていても、息子の私生活を根掘り葉掘り聞くことがないので、詳しく知るものではありませんが、友達をとても大切にする男です。
亡き妻に似たのかもしれません。
私には3人の子供がいますが、持っている個性は違っても、3人とも人に好かれるところがありましてね~
親バカと言われそうですが、子供を知る人から”いいお子さんですね”と、褒められることがあります。
子供を育てたという意識はあまり持っていませんが、自立をしてから、誇らしげに思えることがいっぱいあって頼もしく思っている次第です。
人生に波風が立っても生きていける力を身につけてくれたのではないかと思っていますが、この3人の子供に出会えたことをとても感謝しています。
子供たちが幸せな家庭を築き上げて行くことが、見ていて安心ができて、それが親孝行であることを この年になって分かった気が致します。
私の両親もそんな気持ちで僕の家庭と仕事を見てくれていたのでしょう。
そんな気持ちが吹きあがったもので、記事にしてみました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。