外回り中に私の不注意からタイヤがパンクして、タイヤ交換をしょうと思ったらスペアータイヤがなくて慌てました。
そこでお客様から教えていただいた近くのガソリンスタンドの方に来てもらって事なきを終えましたが、タイヤが劣化しているとのことで、4本ともタイヤを変えたほうがいいと言われましてね~
これにはまいりました。
予期せぬ出来事のダブルパンチで少し落ち込みましたが、大きな事故になる前に気づくことができたと、いいように解釈するようにしています。
しばらくスタンドで足止めを余儀なくされ、おまけに余計な失費も重なり、リズムに乗れない日でした。
気持ちを切り替えて今日の投稿とさせていただきます。
着物にも衣更えがあり、これからの時期は裏地が付いていない単衣物になります。
単衣物も盛夏時期の7・8月の薄物と、盛夏を軸にした、5・6月と9・10月時期の単なる裏地が付かない着こなし方との二通りに分けられますが、盛夏を除く単衣物の着こなし方って、考えている以上に難しいものがありましてね~
特に単衣時期のお茶会などで、単衣物にどのような帯を合わせたらいいかを迷われたりしませんか?
そのような相談をいただくことがよくありますが、単衣用の帯をお持ちの方が少なくて、お手持ちの帯を拝見させていただいて、”これだったら大丈夫じゃない!”という感じで、あいまいな受け答えになってしまいます。
決め決めのことを言っていては通用しない時代なのかもしれないが、単衣用の帯として作られている品があるので、今日はその帯を紹介させていただきたいと思います。
その帯がこちらです。
手に触れていただくことができないのが残念ですが、帯地が薄く軽量になっていて、通気性に優れた織り方をしています。
帯の種類は袋帯で、立涌柄文様の中を唐織で織り上げていますが、厚みもなくて、まさに単衣時期から盛夏に締めていただくことできるフォーマル用の帯です。
上品で格も失われていなくて素敵でしょう。
この帯を単衣時期のお茶会を想定して、品のいい段ボカシの無地風小紋に合わせてみましたが、単衣の訪問着や附下にも合すことのできる格調ある袋帯です。
爽やかで茶席の装いらしい装いでしょう。
季節が分かる模様でないために、秋口の単衣としても活用していただけるコーディネートかと考えていますが、このような薄手の帯を1本持っていると、習い事をしていらっしゃる方には使い勝手がいいと思いますよ・・・
言葉で上手く伝えきれませんが、単衣用に織られた袋帯が存在していることを頭に留めておいていただけたらと思い紹介してみました。
今日はとんだハプニングが起きましたが、明日は喜びに変わるハプニングが起きることを期待して、一日を終えることと致します。
それではこれにて・・・
お休みなさい。