ワイドショーは次から次へと話題が尽きることがなくて、見る側として退屈されられません。
良し悪しは別にして、視聴率を上げるために並々ならぬ努力をしているのではないかと思いましが、小売業に置き換えて、お客様を飽きさせない店を創り続けて行くということは容易なのとではありません。
私の店は和雑貨と和装にこだわった店作りをしておりまして、商品の品揃えに異色の品を採り上げることはほとんどありません。
それは専門店として特化したいと考える理念があるからです。
そのような考えの元で、創業以来こだわりを持っている商品の一つに風呂敷があります。
形が同じであっても使い方で風呂敷の価値を変えられないかと、いろんな角度から風呂敷にスポットを当ててまいりました。
それは忘れられない商品にするための提案で、お客様の生活に役立つものだと思ってのプレゼンです。
しかしそれは店側の思いで、商品の魅力を育てていくことの難しさを嫌というほど味わっておりましてね~
なかなか広がりを見せないことに提案力の乏しさを感じています。
このことは風呂敷に限らず和装の分野でも同じことがいえます。

防災風呂敷の提案
そんな折にクローズアップされ始めたのが防災に役立つ風呂敷の使い方です。
特に今年は異常気象で日本各地で災害に見舞われていることもあり、メディアからも災害に役立つ風呂敷の使い方を採り上げるようになり、その風に乗って防災に役立つ風呂敷の提案をしてみたいと思っています。

災害時に役立つ風呂敷展の看板
そして本日その看板が店頭に立ちました。
店内の品揃えを知らない人にとっては意味不明とも思える看板なのかもしれませんが、手始めに店内で災害に役立つ風呂敷の使い方講習会を開くことにしました。
期日は10月11日(木)に午前と午後に分けての無料講習会です。
定員がほぼ埋まりつつありますが、時間が取れる方はぜひご参加されてみてみて下さい。
このことをきっかけに、風呂敷の価値を見直す機会になればと考えているところです。
先の話に戻りますが、品揃えをしている商品を 事あるごとに鮮度を高めながら提案を続けていくことって本当に簡単ではありません。
ましてやお客様の興味を惹きつけるプレゼンを見つけ出すことって優しくありません。
口説きたくなりますが、この繰り返しが心を育てるんでしょうね~
そして、店の価値を磨くものだと信じたいです。
つまらない記事になってしまいましたが、これで今日を閉じることとします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







