由水十久さんの加賀友禅訪問着と赤坂で開催される「加賀友禅名匠創作展」のご案内

加賀友禅・由水十久氏の訪問着 催事案内/お知らせ

石川県が加賀友禅と牛首紬の産地であることは皆さんご存知かと思います。

 

石川県で根を下ろした着物専門店であれば、加賀友禅や牛首紬は店作りに欠かせない商品で店の強みとなる商材でもあります。

 

 

そこで今日は加賀友禅の話題に触れてみたいと思います。

 

加賀友禅は「京友禅」、「東京友禅」、と並ぶ日本の三大友禅の一と称されていて、石川県内には100人近い加賀友禅作家が存在しているのではないでしょうか?

 

バブル期にはもう少し作家さんがいたように聞いていますが、時代背景と共に活躍の場を失っている作家さんも少なくなく、安定した制作活動ができている作家さんは、ほんの一握りになっているのが実情です。

 

 

 

 

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

そうした中でも変わらぬ人気を集めているのが、二代目・由水十久さん作品ではないでしょうか?

 

童を題材とした作風を描かれる作家さんで、業界の最高峰にいらっしゃると言っても過言ではありません。

 

 

 

 

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

 

こちらの竹トンボの柄もとてもユニークな作風で、地色の渋さも由水さんらしい味を感じさせられています。

 

素敵な訪問着でしょう。

 

 

 

 

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

加賀友禅・由水十久氏の訪問着

 

模様に躍動感あって、着物通には見逃せない柄の一つかと思っています。

 

加賀友禅では珍しい個性的な柄といえるものですが、あまり流通していないこともあり、県外の方は由水さんの作品を目にされる機会が少ないかもしれませんね。

 

 

実は加賀友禅を製作しているメーカーさんが東京の赤坂で消費者を対象にした加賀友禅の展示会を開く運びとなり、店の強みを発揮できる場ではないかと思って参加させていただくことにしました。

 

というのは、和装業界の複雑な仕組みがあって、幾つもの会社を通してお客様の元へ届くのが一般的な流れかと考えています。

そこを簡略化することで販売価格を押さえられるのが地元の強みで、赤坂での加賀友禅の展示会は金沢価格でご紹介できる展示会です。

 

なので加賀友禅に興味をお持ちであれば、是非見届けていただけたらと思ってここにご案内をさせていただくものです。

 

 

 

 

東京赤坂での加賀友禅名匠創作展の案内状

東京赤坂での加賀友禅名匠創作展の案内状

 

会の名称は ◆加賀友禅名匠創作展

ときは ◆6月15日(土)・16日(日) 時間は共に午前10時~午後5時まで

ところ ◆赤坂浅田(加賀料理の店) 港区赤坂3-6-4 電話(03)3585-6606

 

会場には由水十久さんがお越しになられるとのことですが、日本工芸会で活躍されている先生方の逸品も多数並びます。

 

興味をお持ちでしたら当店からご案内状を送らせていただきたいと思っています。

今回の赤坂での展示会は牛首紬も出品されることを聞いていますが、当店とは太いパイプで繋がる金沢のメーカーさんだけに地元の強みを存分に発揮できる会かと考えています。

 

加賀友禅のことであれば何でもご相談に乗れるかと思いますが、重ねて「加賀友禅名匠創作展」のご案内を入れて今日のブログを終わらせていただきます。

 

ではこれにて・・・
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