数日前に雨が降ったものの、気候のいい日が続いていて気持ちが晴々致します。
毎日難しいことばかり考えていて、たまには肩の荷を下ろした記事が書けたらとパソコンをキーボードを叩き始めたところです。
昨日のことです。
店頭に出している和柄Tシャツの看板を見て店内に入ってこられたご夫婦がいらっしゃいました。
飾ってあるTシャツを見て奥様が、どなたが作られたものなのかを尋ねられたもので、京都の仕入れ先から仕入れていることを伝えると、自分も和柄Tシャツを作っていると言われましてね~
言っている意味がよく分からなくて、詳しくお話を聞いてみると、浮世絵を描いた絵をインクジェットで仕上げるTシャツを作っていて、この店で作ったTシャツを置いていただけないかとの相談でした。
本当に和柄Tシャツはいろんな人を呼び寄せてくれています。
それがたまらなく面白い。
面白いといえば、これからの季節の装いに面白さの厚みを持たせてくれる、新しいトンボ玉の帯留めを準備させていただきました。
まさに遊べる和装小物です。

オシャレなトンボ玉帯留め
その商品がここにある画像のもので、もしかしたら金太郎飴に見えるかもしれませんが、とっても可愛いでしょう・・・
これが新しいタイプのトンボ玉帯留めなんですよ。
一つ一つは筒状になっていまして、三分締めや細い帯〆を通して使うトンボ玉帯留めです。
通す紐の色とのコンビネーションでも楽しめて、カジュアルな夏着物やゆかたに合わせてお使いいただけるとセンスが輝くのではないかな~
丸紐とトンボ玉帯留め2点で4千円(税別価格)というリーズナブル感もあって、一歩踏み込んだオシャレが楽しめるのではないかと思っています。
是非ゆかたにの装いに採り入れてみて下さい。
見た目の涼しさや爽やかさを届けてくれることでしょう。
涼しさを呼ぶといえば風鈴もその一つではないでしょうか?
実はお客様が風鈴を作っていらっしゃって、お客様のお伺いすると一つ分けてくださいましてね~
お取引が浅いお客様だっただけに感激するものがありました。
早速店に持ち帰って風鈴で涼しさを演出してみました。

風鈴で初夏を演出
芦にホタル柄の麻のれんの前に風鈴を置いて夏の風情を味わってみました。
こうして飾ると音色はありませんが、見て感じる涼しさがあって乙な飾り方かと思っています。
それにお客様の手作りとあって満足させられています。

風鈴
風鈴の言葉だけで幼い頃の夏の暮らしがよみがえります。
何でも合理化された社会で無駄を省きたかりますが、懐かしい日本姿が見えて来て、飾るという使い方で癒されてみるのも悪くないかのかも・・・
風鈴一つで楽しませていただくことができて、いただいたお客様に感謝です。
ありがとうございました。
簡単な記事となりましたが、これで終わりたいと思います。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







