暗いニュースが続く中、ワイドショーで南海キャンディーズの山里亮太と女優の蒼井優さんの結婚記者会見は、見ている者の心を豊かにするものがあったのではないでしょうか?
美女と野獣のような言われているそうですが、山里さんがとても男らしくて、真面目に仕事をしていたらご褒美のようなものがあると言っていたことがとても印象的に残りました。
真面目に仕事をしている人達にとって元気をいただくことができた会見ではなかったかと思いますが、蒼井さんの照れくさそうな表情が初々しくてお似合いのカップルでないかと思います。
会見を見ていて妻と出会った頃のことを思い出してしまいましたが、魔法が一つだけ使えるとしたら、妻が結婚を承諾してくれたあの時に戻りたいです。
同性として奥さんを幸せにできる男であってください。
お二人を知る者ではありませんが、心からお祝い申し上げたいです。
現実に目を向けれな、暑さが続いているものの6月になって浴衣関係の動きが鈍く、山里さんもようなご褒美とはほど遠いものがあり心配しております。
いろんな点に目配りというか気配りをしながら浴衣への取り組みを知っていただく努力をしなくてはなりません。
気が休まることがありませんが、白地の浴衣をコーディネートしてみたのでご覧ください。
数日前にも白地の浴衣を紹介しましたが、今回は竺仙さんの千鳥に波頭の模様をコーディネート。
白地に紺と青の色合いのバランスが絶妙で、涼しさを呼び集めるものがあるのではないでしょうか?
合わせた帯は博多織の麻絹(まけん)という絹糸をベースに麻を20%近く入れ込んで織った半巾帯で、通気性に優れていて風合いがしなやかなゆかた帯です。
そのコーディネートに奥州小紋の鼻緒ですげた桐下駄を合わせてみました。
古典柄を絵にした組み合わせ方で、日本の夏を伝えているといえるのではないでしょうか。
今の若い人たちはトロピカルな色が入った華やかな浴衣を好まれる傾向がありますが、それとは真逆の多くの色を使わずに奥ゆかしさと清潔感を際立たせた浴衣と言えるでしょう。
お勧めさせていただきたい着こなし方かと思います。
ということで、一日の最後のお勤めを終わらせていただくことにします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。