お客様の出入りの多い一日でチョッと疲れたかも・・・
お客様からいただく相談は浴衣関係の急ぎの用件が多く、和裁士と連絡を密にしながら事を運ぶことが多くなり始めました。
浴衣を着る目前にならないと行動に移せないみたいで、その対応に追われていますが、ここに来てようやく浴衣に注目が集まり、店の夏が来た感じが致します。
娘が通う幼稚園も今晩が夏祭りとのことで、4歳と2歳の孫が浴衣を着るようですが、子供兵児帯の結び方がうまくできないと言って店に来ていました。
幼い子供は動き回るのでゆかたを着せることが大変。
なだめすかすものの、見ていて母親の大変さが痛いほど分かります。
家族ぐるみでお付き合いをしているお母さんに来てもらって、兵児帯の結び方のコツを教わって帰っていきましたが、娘いわく、子供のゆかた帯の結び方講習会をしたら若いお母さんに喜んでもらえるに違いない。
是非、来年の検討課題にしてみることを提案されました。
とにかく子供ゆかたの縫い上げにしても若いお母さんにはハードルの高いところがあって、小さなお子さんがいるお母さんの目線で、この店はお役に立てる機会を設けてみてもいいのかもしれないと思った次第です。
こちらの帯は麻の素材に染めた、萩とススキに兎柄の夏帯になります。
初夏の帯と言うよりかは初秋の帯の香りがしますが、暑さがにじむ夏には涼しさを感じられるものがあって7月から9月頃の装いにふさわしい帯と言えるでしょう。
この時期だったら、上質の浴衣であったり小千谷縮や夏大島などのおしゃれ着に合わせてもいいですし、お月見の季節には単衣の紬などに合わせても素敵でしょうね~
はんなりとした優しさに溢れていて、とても気にっております。
そこでこの帯を使って絹紅梅小紋をコーディネートしてみました。
江戸更紗柄がギッシリ詰まった着物ですが、こちらの帯が乗ることで爽やかな風を感じていただけるのではないでしょうか?
兎さもいて可愛いでしょう。
合わせた夏帯〆もとても爽やかで、おしゃれな装いになったのではないかと思います。
あっさりした着物柄にも合わせて詫び寂を出した大人の着こなしも悪くありませんが、更紗柄にも合わせてみたくなり記事に採り上げてみました。
参考になれば幸いです。
これから食材を求めに近くのスーパーへ行きたいと思っていますが、スタミナの付くものを買って体を休めることができたらと思っています。
どうにか記事を書き終えることができて一息つくことができました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。