昨晩の夕食はご飯が炊けていなくてカッカリ。
炊飯ジャーにタイマーを入れていったつもりですが何かが間違っていたのでしょう。
仕方なく近くのファーストフードの「かつや」で遅い夕食を済ませたのですが、時間帯にもよるのか私のようなお一人様の男性客ばかりで、カウンター席に座り注文を入れると目線はスマホ画面。
お店に雑誌や新聞を置いていないこともあるのでしょうが、それぞれが見やすい姿勢でスマホを見ていて、食事を取りながらも画面を動かしているというのは普通のことになっているようです。
どこでも見かけるスマホとの関係性ですが私には馴染めないものがあり、時代が変わったことを感じさせられています。
スマホ、ファーストフード、コンビニなど便利な世の中になり、孫が社会人になる頃はどんな社会になっているのでしょうか?
冷たい社会になっていなければいいのですが・・・
どうでもいい話題から入ってしまいましたが、お正月までほんのわずかになりましたよね~
皆さんお正月はいかがお過ごしでしょうか?
着物では初詣に行かれる方もいらっしゃると思いますが、その際に羽織というものがあると便利だし、おしゃれじゃないかな~
そんなことを思うところがありまして、今日は羽織を加えたコーディネートを作ってみました。

お正月は羽織をはおってお出かけ
それがことらの画像です。
若草色の縞柄小紋に銀ネズ色の博多織半幅帯で貝ノ口のような帯結びをしたとして、その上に黒っぽい色合いの飛び柄小紋で羽織を作って合わせたものです。
どことなくレトロ感もあっておしゃれだと思いませんか?
近年は羽織丈が膝下くらいまで長くなったものが求められる時代にり、羽織丈が長くなったことで着姿が逆三角形になり着姿が美しいですね~
どうしてそう思えるかと言いますと、着物や帯で締め付けた個所のシワやいびつなラインをすべて隠してくれますし、おまけに羽織の衿がしなやかに揺れて女性の色気みたいなものを感じてしまうんだな~
それにお羽織は訪れた先でも羽織っていられるので帯結びに神経を使わずにいられるです。
これが道中着などのコートだと、尋ねた先々でコートを脱がなくてはならず、そうなると手抜きが許されないのが帯結びで、着付けの在り方にも気を使う必要があるのではないでしょうか?

お羽織でお正月の装いをコーディネート
そのに比べたら、帯〆帯揚げを使わずに締めれる半幅帯って楽だと思いませんか?
おしゃれ感を出したいと思えば、帯留めを加えていただけたら完璧です。
羽織の色合いとしては、寒さが厳しい地域は色合いが濃いと寒さから体を守る厚みみたいなものがあり、シックリくるのではないかな~
小粋さを望むのであれば、白っぽい色合いの長羽織をお勧めさせていただきます。
一枚長羽織ることで暖かさも増しますし、寒い冬に是非とも手にしていただきたくて羽織の魅力を少しばかり語ってみました。
参考になるものであればいいのですが・・・
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







