ここに来て急に暑くなった気がします。店の品揃えとこの気候が合い始めた感じがして、”これから今から”という想いで卯月の会の準備を進めているところです。
【店内に団扇と扇子が並ぶ】

入口の正面に「団扇と扇子」が並びました。
現時点で現品を販売すると云うよりも当店の品揃えを”見せる”という点に軸足を置いて、5月の母の日の贈り物や本格的な夏商戦の戦力として生かすことを考えています。
特に店に来たことのない方への「見える化」が必要だと考えていて、映像をアップさせていただいた次第です。
店内の夏物が並び始めたことで商品が溢れていて、今日も商品の整理と店内の商品構成に試行錯誤する一日だったかもしれません。
毎日、狭い店内を動き回っていますが、この投稿が終って自宅に戻ると一日のエネルギーを使い果たしていて、茶の間で深い眠りに落ちてしまいます。
周りは花見も終ってゴールデンウィークの過ごし方に関心が集まる頃となりましたが、これからが勝負時でもあるので、一日の持てるエネルギーを全て使って目の前の「事」に当たりたいと思っている私です。
【若松菱文の付下げを永治屋清左衛門の袋帯でコーディネート】

今日はお茶着としてもお召いただける付下げを永治屋清左衛門の袋帯でコーディネートしてみました。
付下げは若松菱の模様にかすみボカシが入って、裾が淡いお抹茶色で纏まられた季節感を問わない上品な付下げかと思っています。
この着物に一般的な金糸や金箔をベースにした袋帯で合せても良かったのですが、永治屋さんエナラルドグリーンの袋帯で合せたらどな感じになるのいかが興味があって合せてみました。
優しい装いに帯がポイントとなって個性が出る着こなしとなりますが、仕上げとなる帯〆と帯揚の色の使い方が要となる上級者の着こなしとなることでしょう。
【お茶着の付下げ/若松菱文の柄】

それにしても品のいい付下げです。
卯月の会ではお茶着として着こなせる付下げも品揃えしていますので気軽に覗いてみてください。
卯月の会に向けての準備は、「和雑貨」と「和装小物」のコーナーを新しくして終えることができました。
残すは永治屋清左衛門の着物や帯を含めたきものコーナーの作り方が課題となりますが、夏物、単衣物、袷物が一緒に並ぶので見やすくて気持が豊かになる売場に仕上げなくてはなりません。
協賛品が来週になりそうなのでここからが腕の見せ所。
24日からの卯月の会を楽しみにしていてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







