節分の日を目の前にして、注文を入れていた愛嬌ある「鬼」が届きました。
とても好きな陶人形で過去に何度も紹介していますが、どれも表情が違うもので、心に留まる鬼さんと出会えたら店に来てもらっている陶人形なんですよ。
紹介してみましょう。
「むじゃ鬼(き)」というネーミングが付けられた鬼さんで、間の抜けた感じがとっても可愛いでしょう。
この顔を見ていると何故か心が安らぎます。
いくつかのポーズを撮ってみたのでお楽しみください。
鬼が並ぶと、小さな鬼は大きな鬼に向かって「どんなもんだい。上手くいったろ~。」と、自慢げな表情。
安心し表情で見下ろす大きな鬼。
どこにも怖さが無く、この親しみやすさがいいでしょう・・・
大きさは中のむじゃ鬼が高さ16㎝くらいありましてお値段は本体価格¥6.500になります。
自慢げな小のむじゃ鬼は高さが11㎝くらいで本体価格は¥3.500となります。
節分の飾り物にもなりますが、無邪気な鬼さんが生活の中にいても悪くないように思います。
必ずや癒してくれることでしょう。
さて、話はガラリと変わります。
成人式が終わると振袖商戦が激化しますが、この振袖市場はレンタルやママ振りの選択肢などもあり、振袖を販売する側は新調していただくことが年々難しくなってきているのではないでしょうか?
私の店は振袖のセット販売や記念撮影とか着付けの無料サービスなどもしていないので、振袖の動きがどうなっていっていいて、この先どう推移していくのかまでの情報を持っていませんが、古典柄の振袖を探しているとのご相談をいただくことが多くなっています。
特に石川県は加賀友禅の産地でもあり、加賀友禅振袖を見たいという新規客との出会いをいただくことが増えています。
数日前にも加賀友禅の振袖相談をいただくことがありましたが、地元であっても加賀友禅振袖がふんだんにあるわけでなく、色合いやご予算なども聞かせていただくと当てはなる品がほとんどないから悲しくなります。
この画像は加賀友禅の黒地振袖になります。
凄く迫力があり隙間なく柄を埋めたこだわりの逸品です。
加賀友禅で黒地というのはあまり作られていなくて、仮にこの振袖をお召いただけたとしたら誰もが振り向くに違いありません。
古典柄の中でも手描きでこのゴージャス感はなかなか出せるものではありません。
お値段もしっかりしていますが、それだけの値のある振袖で、次の代になってお召しになられても価値が下がることはないでしょう。
まさにオンリーワンのこだわり振袖です。
このような振袖は参考にならないかもしれませんが、年々、古典柄が少なくなっていまして、お客様のご要望にお応えすることが難しくなっています。
なので振袖を選んでいるときに心が動く振袖に出会えたならば、ご縁があったとお考え下さい。
後でもっと予算に合った素敵な振袖に巡り合えるかもしれないとお茶を濁していたら、いつまでたっても決まられないことになります。
高額なもので決断が難しいかもしれませんが、正統派の振袖が少なくなっていることを頭に留めておいてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。