今は新型コロナウイルス感染拡大の話題が世界を駆け巡っていて、店からの情報は皆さんの心に響かないのかもしれません。
ニュースを見る度に心が折れますが、卯月展の開催が近づいているもので今日もコツコツと会の準備をこなす一日でした。
着物と和雑貨の店なにに、お客様の注目度はガーゼマスク一色になっていまして、今日もちりめん細工の先生にガーゼマスクを注文して作っていただいたマスクを届けていただいた次第です。
そのマスクを見てお客様や仕入れ先の担当者が販売価格が300円(税別価格)というお値段に驚かれます。
他の店では600円から1000円近くでマスクを販売しているそうですが、緊急時だからこそ、いくらかでもお役に立つことができればと思って、大人用を300円、子供用を200円で販売させていただいています。
今日も北海道から電話注文が入ってまいりましたが、私の店では話題の商品になっております。
今の現状ではマスクに注目が集まるのは仕方のないことこかと思っていますが、店としては卯月展にて発表させていただく新商品をどう捉えていただけるかです。
そこで今日も、卯月展で発表させていただく商品の中から初夏の装いをコーディネートしてみました。

絽小紋で初夏の装い
着物の色は刈安色⦅かりやすいろ)に近い黄色と緑を混ぜ合わせたような色合いに「風船かづら」の模様をローケツ染で描いた絽小紋。
その小紋に紺地に絞り染めで描かれたアジサイにトンボ柄の帯を合わせ、その横に夏草履を添えてのコーディネートです。
着物と帯の色合いのメリハリが効いていて、アジサイの葉の色と着物の地色に同じ色を使っていることもあり、上手くコーディネートができたように思っています。
そして夏草履の鼻緒に使っている赤の前ツボが一つのアクセントになっていて、素敵なコーディネートになったのではないかな~
(ここに日傘を加えたかったのですが、うっかりしていて忘れてしまいました。)
おしゃてな装いだと思いませんか?
私の自己満足の世界かもしれませんが、こうして着物コーディネートしていると嫌なことを忘れられて、至福の時間といえるかもしれません。
卯月展では、こうしたコーディネートをさせていただけたらと考えていますが、いろんな障害が立ちはだかっていまして、今できることにベストを尽くすしかないと思っているところです。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







