今日も外は暑い日でしたが、エアコンの効いた店内で秋商戦に向けての模様替え。
思っているように事が運べていませんが、明日からの開催となる「楽器柄展」のディスプレーを終えることがでホッと一息つくことができました。
今日はいつになく馴染のお客様が店に寄って下さいましたが、県内のコロナ感染の広がりに不安を抱えていらっしゃる様子で、この先の店作りの難しさを感じております。
着物愛好家のお一人は、着物を着る場が少なくなっていて、この店に寄る用事が少なくなってしまったことを打ち明けていらっしゃいましたが、こんな時代だからこそ着物に憧れを持っていただける提案が求められているのではないでしょうか。
しかし新しい提案をしたとしてもコロナ感染の広がりから、納得できる結果を生み出すことが難しくなっていることも事実で、そのせめぎ合いの中で何を生み出すのかが問われている気が致します。
着物や和雑貨を介して夢を売る仕事がこの店の役割だとしたら、お客様にワクワク感をお伝えさせていただきたいし、そんな店でありだと思って明日からの「楽器柄展」を企画させていただいた次第です。
そんな想いから、今日も和楽器柄の商品を紹介させていただきましょう。

楽器柄の加賀友禅附下をコーディネート
ここにディスプレーされた淡いグリーン系の着物は地元で作られた加賀友禅の附下で、フォーマルの着物としては極めて珍しい楽器柄の着物です。
柔らかな雰囲気を壊さないように同系色に近い色合いの袋帯でコーディネートさせていただきましたが、音楽コンサートに包まれた気分になるのではないでしょうか?

楽器柄の加賀友禅附下
着物にしたときの正面の膝あたりに出る模様(上前)を大きくした画像ですが、とてもよく描かれていて楽しい気分のなりませんか?
クラッシックコンサートやクリスマスパーティーといった場に着て行けたら素敵でしょうね~
フォーマルの着物なのにおしゃれ感があって、なさにオンリーワンの着こなしになることでしょう。

楽器柄の加賀友禅附下
模様を合わせるとこような感じになります。
中央の模様が重なり合ったところは個所は左側の脇に当たり、流れ出るメロディーが聞こえてくる着物かと思っています。
お値段もリーズナブルで、このような加賀友禅の着物だったら着てみたいと思う人は少なくないのではないでしょうか?
一点物なので興味をお持ちでしたらご連絡ください。
日本全国が暑さに包まれているだけに、秋冬物の着こなしに焦点を合わせ辛いかもしれませんが、楽器柄の着物が少ないだけに、お近くにお住まいの方は気軽に立ち寄ってみて下さい。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







