いつもになく早く目が覚めた朝でしたが、その瞬間に頭をよぎったのは、「クリスマスパーティーを開きたい!」という、願いにも似たモヤモヤ感が駆け巡っていました。
これまでに積もり積もったことが爆発したのかもしれません。
その引き金となっていたのは、今月の8月9日(日)に予定していた「ゆかたパーティー」をコロナで中止にしたことです。
コロナ感染の広がりから危険を回避するためにパーティー会場として押さえていた金沢国際ホテルを6月にキャンセル。
そればかりか春から着物で遊ぶ企画を全て見送っていて、お客様との世間話の合間に、”着物を着る場がなくなってしまって寂しい!”との声を聞くことがあります。
そのお客様の小さな叫びに責任のようなものを感じていまして、秋商戦を前にして、どこかで着物を着る場を作りたいという思いが積もりに積もっていたのでしょう。
目が覚めると、瞬間にクリスマスパーティーを見送りにすることはできない。
でもこのコロナ禍でどんなやり方を選択したらいいのだろう。
ブツブツ言っていないで、まず先に、毎年クリスマスパーティーの会場として使わせていただいているホテルの担当者と話をすることが先だ。
そのようなことを考え始めたら頭が冴てしまいましてね~
朝一番に店に出てしたことは、ホテルの担当者に電話を入れて店に来ていただくことの段取り・・・
約束の時間より少し早く店に担当者から、ホテル側のコロナ対策を聞かせていただくと、何のためらいもなく12月6日(日)の夜に仮押さえ。
感染者が増えるようなことがあればキャンセルもあり得ることをホテル側に伝えて、12月にきもので集うクリスマスパーティーを開催することにしました。
そうと決まれば、ライブコンサートをしていただける人を探さなくてはなりません。
ここまではとんとん拍子に進みましたが、開催までにはいくつものハードルがあると思わなくてはなりません。
コロナ次第ですが、いろんなことが起きることを覚悟し、お客様の笑顔が見れることを「合言葉」に、店ができることを探ってみたいと思っています。
ほんの少しだけ肩の荷が下りましたが、この計画はコロナ次第だけに、万全を期することを最優先にして事を進めたいと考えているところです。
どうなることでしょう。
そのようなライブコンサートを兼ねたクリスマスパーティーの場にこちらの楽器柄の着物コーディネートはいかがでしょう・・・
縞柄に黒地のヴァイオリンの帯の登場に目を引くものがあり、ゲストのような着こなし方なって見えませんか?
とっても個性的で、昭和モダンの雰囲気も表現させていて、格好いい着こなし方です。
この帯にはお太鼓部分にヴァイオリンを弾く弓も加えてられていましてね~
それを私のわがままで、弓を腹に持ってくるようにお願いして、オンリーワンの帯として作ってもらったものです。
その弓を腹に持って来てものがこの画像で、この二つが揃って音が奏でるコーディネートかと思っています。
見てください帯揚げを・・・
流れるメロディーが帯揚げに秘められていまして、音符柄が刺繍されたもので帯揚げの色合いを合わせてみました。
そして腹にある弓の部分にアンティーク感のある帯留めを持って来てレトロモダンを印象付けてみました。
面白い合わせ方でしょう。
コンサートの場に着て行くシーンを思い浮かべるだけでワクワクさせられます。
是非参考にされてみて下さい。
ということで今日を閉じることとします。
では、お休みなさい。