妻の命日に贈る言葉

今日が妻の命日/妻のお墓参り 店主のひとりごと

10月31日はハロウィンの日で、お祭り騒ぐとなっている人が少なくないのかもしれないが、私達家族には今日という日を決して忘れることはないでしょう~

 

それは15年前の早朝に、病気を患っていた妻が49才の若さで人生の幕を下ろした日だったんですね~

妻が体調の変化を感じて病院で診察してもらいと、医者から余命半年と告げられたのが4月の末日でした。

その日から我が家に笑顔が消えて、私達の生活が逆回転しはじめたことをハッキリ覚えています。

 

この店を妻と二人で切り盛りしていただけに、妻に告げられた余命半年の命は、全てのものがなくなるという恐怖に襲われた時間でもあり、私の人生の中で最も辛くて苦しいときだったことを思い出します。

 

 

【妻の命日】

 

 

 

今日が妻の命日/妻のお墓参り

今日が妻の命日/妻のお墓参り

 

そのような忌まわしい出来事から15年という歳月が過ぎて今日があるのは、子ども達がしっかりしていたことで、当時は長女の明るい性格に助けられた気がしますし、現在は次女の存在が大きくなっていて、店を手伝ってもらっていることに私自身がパワーをもらっている気がします、

 

勿論息子の存在も大きく、頼れる社会人になってくれたことにも安心がありました。

 

子ども達3人は妻の面影を残していて、立派な社会人とて独り立ちでできたのは、間違いなく妻のお陰かと思っています。

だって、私は仕事ばかりしていて、子ども達とのコミュニケーションが取れていなかったからです。

 

そして時間というものは懐かしい出来事に変っていますが、苦楽を共にする相手がいないということは、気楽な反面、何か判断に迷ったときに相談する人が身近にいないということに寂しさを覚えます。

そのことが時分を強くしてくれていたのかもしれません。

 

事あるごとに妻の遺影に言葉を掛けていて、妻が生きていたら返ってくる言葉を自分で呟いては、その言葉を妻の言葉として捉えて自分を納得させているんですね~

 

隠しカメラがあったら、その様子が滑稽に写っているのではないでしょうか。

 

今でも妻は私の心の中で生きていて、いろんな場面で力になってもらっていることに感謝しています。

 

私は妻が亡くなったときに、「妻の分まで生きる」と、心に誓いを立てました。

そして多くのお客様に助けていただいてここまで辿る付けたのは、子ども達や温かく接してくださるお客様と店を信頼して商品を供給してくださる仕入先のお陰かと思っています。

 

いつの日か私が妻の元へ行ったとき、私を信じて結婚したことに間違いなかったと言わせたいし、妻が私を力強い男に変えてくれたことに感謝の気持を伝えたいです。

 

【ありがとうを伝えたい】

 

 

 

妻の命日

妻の命日

 

私が妻のお墓参りをすると、そこには沢山のお花が手向けられていて嬉しかったです。

これからも私達家族を見守っていてください。

そして私に勇気を与えてください。

 

明日は京都出張の日です。

早く自宅に戻って明日の朝に備えたいと思っています。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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