店に届いた厚みのある茶封筒の中に「おかめとひょっとこ」が・そして12月のご奉仕品

おかめひょっとこ

ある方から店に厚みのある茶封筒の郵便が届いていました。

差出人は新潟県にお住いのYさんからのもので、そのお名前と住所に懐かしさがこみ上げてくるところがあります。

というのは、8・9年前のことですが、Y様がご病気をされたときに一人暮らしのお母さんを気遣って、娘さんからパソコンをプレゼントされたそうです。

 

Y様はちりめんの生地から作るお細工物を趣味としていたようで、新しいパソコンでちりめん細工のお店を検索していた時に、たまたま私のブログを目にされたようで、そのことが切っ掛で、毎日見るようになったみたいです。

 

ある日のこと、そのような経緯をお手紙にしたためた郵便物が店に届き、初めてY様のことを知った次第です。

その時に届いた茶封筒には、Y様が作られたお細工物が幾つも入っていて、添えられていたお手紙を読むと、

「毎日ブログを読む楽しみができました。その感謝の気持ちです。受け取ってください・・・」みたいなことが書いてあって、とっても感激したことを覚えています。

 

そてが初めての出会いでした。

以来、何の前触れもなくいお細工物が店に届くようになったのです。

そう、新米が届いたこともありました。

 

とっても不思議なご縁をいただいた訳ですが、お会いしたことは一度もなく、お電話で少しお話をさせていただけ・・・

なのに数年に一度、Y様からお細工物が送られて来るんですね~

 

その度ごとに、Y様の作品と温かなお気持ちを受け取るだけの一方通行でいますが、人間関係がギクシャクしている社会の中で教えられるところがり、背伸びのない心の持ち方に心地よさを感じている私です。

 

ありがとうございます。

心に留めてくださっていていることに、お礼申し上げたいです。

 

 

 

おかめひょっとこ
おかめひょっとこ

 

今回送られてきたのは「おかめ」と「ひよっと」こです。

3・4㎝くらいの大きさのもので、ほほ紅も付いていて可愛いと思いません。

Y様の手作りだと思うと、嬉しくなります。

 

いったい何にするものなのかお分かりですか?

 

 

 

お客様からのお手紙
お客様からのお手紙

 

 

こうして毎回お手紙が添えられていて、負担に思わなくて済むような優しい言葉と作品の活かし方などを記してくださってましてね~

本当にお優しい方です。

 

Y様が作られた作品はこちらです。

 

 

 

 

おかめひょっとこの帯留め
おかめひょっとこの帯留め

 

帯留めだったんですね~

面白いと思いませんか?

 

手作りの味と親しみやすさがあって、カジュアルな装いに活かすと楽しい気持ちになれるのではないかな~

店でどう生かしたらいいかを考えてみたいと思っています。

 

 

話題は替わって、バタバタしていた11月でしたが思っていたほど成果が上がらず神経をすり減らした一月でした。

 

再びリセットして12月に臨まなくてはなりません。

そのスタートを飾るのは、12月のご奉仕品の発表です。

 

9月から月のご奉仕品を発表させていただいていますが、取り組みの仕方が悪いのか成果が上がらなくて、12月をもってこのサービスを終わりたいと思っています。

 

お約束通りこのサービスを12月まで続けることをお約束したので、ここにアップさせていただきました。

 

 

 

12月のご奉仕品の帯/京袋帯
12月のご奉仕品の帯/仕立て上がり京袋帯

今回は帯のみとさせていただきます。

ことらは仕立て上がりの名古屋帯とお考え下さい。

 

素材は絹100%の六通柄で、カジュアルな着物に合わせる一重太鼓の帯です。

 

 

 

12月のご奉仕品の帯
12月のご奉仕品の帯

 

表はモスグリーン地で裏はエンジ系の無地。

お値段は税込価格85,800円するものですが、12月いっぱい8割引きの17000(税込価格)で販売させていただきます。

大赤字ですが、最後のご奉仕品とさせていただきます。

興味をお持ちでしたら連絡下さい。

 

 

 

妻の月命日
妻の月命日

 

そして今日は妻の月命日。

小雨が降っていてゆっくり妻に寄り添うことができませんでしたが、ここに来ると、飛び出すのは私のボヤキ。

 

コロナ感染の拡大は私たちの仕事に大きな影を落としていまして、これ以上混乱を招く事があってはならないと思っています。

そのことを妻に伝え、力になって欲しいことをお願いしてきました。

 

 

そして明日は京都主張の日です。

いろんな仕事が目の前に迫っていて、この先の舵取りも考えなくてはならず気持ちが休まりません。

 

何とかなると思って踏み出してみます。

 

ではこれにて・・・
おやすみなさい。