今日から店内の模様替えが大きく動きは始めました。
これから数日かけて初売りの体制を整えたいと思っていますが、初売りが終わると次に待っているのが成人式。
その前にクリスマス、大晦日、そして新しい年を迎えるお正月と続いて、物事が雪崩のように過ぎて行くのでしょう~
そこへ来て雪が降ることを考えると、息次ぐ間もなく時を刻んで行くことになるのかも・・・
そして2月に入ると「節分」の日が訪れます。
毎年この節分の日が寒さと雪と気ぜわしい1月に呑み込まれてしまって、なんとなく過ぎてしまんだな~
そこで、そうならないように節分の話題とその節分にちなんだ鬼を紹介できればと思っています。
どうかしばらくお付き合いください。

節分/幸福を呼び寄せる鬼たち
節分と言えば「鬼は外、福は内」のかけ声とともに豆をまいて無病息災を祈願するのが一般的。
この悪鬼を祓うという風習は、平安時代に行われていた「追儺(ついな)」に由来すると言われます。
「追儺」は平安時代、大晦日に行われていた悪鬼を祓う宮中行事です。扮装に身を包んで暴れる鬼役を、鬼を祓う役が追い回し退治する儀式です。
これに、寺社で行われていた邪気を追い払う豆まきが習合し、民間に広まったそうです。
鬼を祓うため豆をまくようになったのは室町時代に入ってからとされます。
鬼は魔物。その魔物の目。つまり「魔目」を打つところから豆を鬼にぶつけるようになりました。
また、まいた豆を年の数より一つ多く食べると、風邪をひかないなどと言われるのも、節分が年越しの行事だったことに由来します。
近年では、「恵方巻き」と呼ばれる太巻き寿司を、歳神がその年にいる方角である「恵方」に向かって、無言で一本丸ごと食べると縁起がいいとされるようになりました。
これまで鬼は怖い物とされていましたが、愛嬌のある鬼を迎え入れることで幸福を呼び寄せるという考え方もあっていいのではないでしょうか?
そのような商品が作られているので紹介させていただきましょう。

青鬼/親子
これは青鬼の親子。
何をしているのでしょうか。この弱々しい親の表情が憎めないよね~

赤鬼/太鼓
赤鬼が太鼓を叩くということが面白い。
怖くないところが可愛いと思えるのかも・・・

黄鬼/望遠鏡
黄鬼は何をのぞいているのでしょう・・・
とぼけた表情が憎めません。

黒鬼/釣り
この黒鬼が魚を釣って自慢げな表情を見せています。
少しも怖くないですよね~

黒鬼/けん玉
黒鬼の子供でしょうか?
けん玉で遊んでいて無邪気さが伝わって来ますよね~

むじゃ鬼/節分の小物
最後に私たちの心に安心を与えてくれている鬼がこの「むじゃ鬼(き)」です。
可愛いと思いませんか?
目が合うと心が笑ってしまう不思議な鬼で、節分とは無関係な鬼かもしれないが、節分に日に見届けたい鬼と言えるのかも・・・
そう、心が笑うというのが飾ってみたくなる鬼ではないでしょうか?
節分を意識してこれらの鬼を迎え入れていただけたら、幸福がすり寄ってくることでしょう。
初売りの売場に登場するので参考にされてみてください。
オンラインショップに掲載されていますので、興味をお持ちでしたら是非とも手にされてください。
ということで、今日を終えることとします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







