クリスマスの日ですが、この年になるとクリスマスの日も忘れているという無神経さ。
若からし頃のクリスマスは妻や子供達に愛情を示す一大イベントの日だったのですが、一人暮らしが長く続くと一緒に食事をする相手もなく、クリスマスを意識することがなくなってしまったことがチョッピリ寂しい。
クリスマスよりも新年をどう迎えるのか、初売りの演出をどうしたいのか、私の関心事は全てそこに集まっていて、今日もその準備に追われる一日でした。
改めて考えてみたら、コロナ禍で仕事がなくて暇で仕方ないと呟く同業者が多いと聞いていますが、こうして目標を掲げて、そのことに集中できることって幸せなことなのかもしれません。
内情は最悪と言えるかもしれないが、どんな時でも前を向こうとしていて、目標を定めると一心不乱に情熱を傾けようとする自分が好きなんだな~
いつまでこの情熱を燃やし続けることが出来るのでしょう。
年に有ったペースで頑張らないといけませんね。
初売りは1月4日からで、その初売りの看板が店頭に立ちました。

初売りの看板
その看板は、「お母さんの入学式の装い ご相談ください」です。
看板のメッセージは、この店のいろんな想いが秘められていて、初心者に優しい店作りを目指して、アクションを起こしたものだとご理解ください。
毎年小学校の入学式は着物の装いで臨まれるお母さんが多くいらっしゃて、その多くが着物初心者。
20代から40代の入学式に出られる女性をターゲットにしたいと考えてまして、タンスに眠る着物のコーディネート相談を承りたいと思っているところです。

訪問着をコーディネート
同時に新しい商品で入学式の装いにも触れたいと考えているところです。
こちらの画像は訪問着の袋帯を合わせたもので、バリバリの入学式の着物と言えますが、最近の若いお母さんは、あっさりした着物柄を好まれる傾向にあるのではないでしょうか?

加賀友禅の小紋を入学式の装いとしてコーディネート
例えばこちらの画像にある加賀友禅小紋と西陣織名古屋帯の組み合わせでも、入学式の装いになるのではないかと思っています。
それは式典の場でもあり、ファッションショーみたいな華やか装いはではなくて、控えめで、それでいて着物の美しさと清潔感に溢れた装いが望ましいのではないでしょうか?

加賀友禅小紋柄「桜」
ご紹介した小紋には素敵な桜柄が描かれていて、品の良さもあり入学式にピッタリの着物かと思っています。
この点が小紋であっても、加賀友禅作家さんセンスと経験が生かされていて、癖のないコーディネートでまとえ上がることができました。
素敵だと思いませんか?
ということで4日からの初売りは、お母さんの着物や帯、草履バッグなどの和装小物を紹介させていただきます。
その準備を進めているところですが、着物は訪問着、付下げ、そして小紋が中心で楽しんでいただけるのではないかと思っています。
時間が取れるようでしたら気軽に覗いてみてください。
今日は記事を書いてる中で睡魔に襲われてしまって、まともな文が書けているのか心配になります。
疲れが溜まっているのかもしれないと、身勝手な言い訳をしていますが、これで終わらせてください。
では、お休みなさい。
お腹が空いたな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







