店の上空に寒波が来る・そして5年前に書いた抱負を一つ一つ検証する

予報通り寒波が来ました

朝から重たい雨が降り続いていましたが、ついに、午後3時半ごろから雪へと変わり始めました。

予報通り寒波が上空に来たみたいで、あたりは一気に白銀の世界。

 

この雪は31日から元旦にかけて積雪が多くなるとのことで、雪しかしに追われる正月になりそうです。

気が重くなりますがいい運動になると思って覚悟を決めました。

 

ところで2020年も今日を入れて残り二日。今年を総括しなければなりません。

 

言うまでもなくコロナで苦しめられた一年で、番狂わせな事態に右往左往させられた年でした。

しかしその新規感染者の抑え込みができていなくて、感染者数の新記録を更新しているというからたまったものではありません。

 

この調子だと来年もコロナに苦しめられると思っていなければなりません。

考えさせられますが、現実を受け入れて踏み出すことが私の考え方で、へこたれない気力を持たなければならないと思っています。

 

 

 

予報通り寒波が来ました
予報通り寒波が来ました

 

この写真は雪が降り始めた午後3時半ごろに店の前の国道を映したもので、今も雪は降り続いていて、明日は雪透かしから一日が始まることになるのでしょう。

 

そしてバッグヤードに5年前に張り出していた2020年の姿をデザインした紙を取りはずしました。

 

 

 

2015年に12月31日に掲げた2020年の店の形
2015年に12月31日に掲げた2020年の店の形

 

その紙がこちらです。

 

2015年12月31日の午後3時30分に願いと夢を心に納めて書いたもので、たくさんの項目が記されています。

 

今日はこれを一つ一つ検証してたいと思います。

 

■着物愛好家にお役に立つ店を創造していきたい。

仮に点数を付けるとしたら50点くらいで、役立つ店を作れたかと言えばその領域届いていなかったと思っています。

 

■オリジナル商品が作れる店になりたい。

これについては、仕入れ先の90%近くがオリジナル商品が作れる仕入れ先なのに、5年間でオリジナル商品が作れたのはほんの数点で、度胸と軍資金が足りなかったことを反省しています。

 

■若い年代層にも着物の面白さを伝えられる見せになりたい。

この項目はブログや昨年から始めたインスタグラムなども活用しながら、いろんな情報が出せたのではないかと思っています。

 

■着物コーディネートの技をもっと磨きたい。

この判断は悩ましいところだが、私の感覚としたら良くなっているのではないでしょうか?

しかし磨かれたセンスとまでは行っていない気が致します。

 

■ネットショップを新しい切り口で育てていきたい。

これが何も進歩していなくて、この先の大きか課題かと思っております。

 

■これまでにない新しい和物専門店を探ってみたい。

この項目については5年間ずっと意識してきたことで、何でもかんでも取り扱うという店の姿から、商品を絞り込んで専門性を高めていく努力ができたのではないかと考えています。

中でも風呂敷、古布を使った木目込み人形,のれんなどの和のインタリア,草履や下駄,かんざし,ゆかた,おしゃれな着物と帯は他店の負けない品揃えと専門知識を学ぶことができたのではないかと思っております。

 

■「愛される店」って何なのかを問いかけて行きたい。

こちらの店作りについてはお客様が判断されることかと考えていますが、ゆったりした店作りを心掛けたつもりです。愛される店が作れるとしたらまだまだ先の話かもしれませんね。

 

■後継者を育てる

この項目については未だに白紙で、数年前から娘が手伝ってくれていて店の戦力になっていますがその先のことはどうなるのか判断ができません。

少なくとも娘が手伝ってくれていることに喜びを感じてはいます。

 

これらのことを総括すると、ほんの少しだけ先進って感じでしょうか?

点数を付けるとしたら55点というところかな~

 

まだまだ努力が足りないと思っていて、近々、新たなビジョンを書いて張り出したいと思っているところです。

とても面倒なことですが、未来予想図を書く事って大切なこだと考えていて夢をいっぱい書ければと思っています。

 

ではこれにて・・・
おやすみなさい。

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