着物の余り生地から作るオーダーメイドバッグ・そして忙しかった午後

着物の余り生地で作るオーダーメイドバッグ

午後から数時間お客様が続く時間帯があり、散らかった商品の後始末を終えるとグッタリ。

密度の濃い着物相談が続いたからですが、珍しいことに黒留袖を準備したいとの相談が2件続きましてね~

 

黒留袖はレンタルというで考え方が多い中で自分に合ったものを誂えたいとか、娘さんに準備したいと考えている方が身近にいらっしゃるかと思うと嬉しくなります。

 

それも商談が終わった後に、お客様が入れ替わるかのようにして次のお客様が黒留袖の相談だったもので、驚きました。

何故ならここ数年、黒留袖の比翼の付け替えや寸法直しの相談があっても、新しく新調される方がここ数年なかったからです。

 

そんな背景もあって驚いています。

 

そして、その後もお客様の来店が続き一人でてんてこ舞い。

しばらくお待ちいただいたお客様もいて忙しくしていた次第です。

 

来店されていたお客様の中に、新しくい新調してくださった無地風小紋が仕立て上がったことをお伝えし、着物を確認していただいてから、着物の余り生地でバッグを作れることをお話しすると、「そんなことができるの!」と、驚いた顔をされたもので、店内にあるバッグの形であればどれでも作れることを話し、差し出したバッグを見て、「こんなバッグが作れるの?」と、再び驚きのお顔。

 

 

 

着物の余り生地で作るオーダーメイドバッグ
着物の余り生地で作るオーダーメイドバッグ

 

それがこちらのバッグで、桜色した無地風小紋の余り絹は手前の画像になります。

 

このバッグを見て、街着の装いとしても使いやすそうだと、ご注文をいただくことができました。

確か加工費のお値段は1万円台だったように記憶しているのですが、価格表を何処にかたづけたのかを忘れていて、困ったものです。

 

明後日、京都へ向かうつもりでいるので、この余り生地を持ち込んでオーダーメイドバッグを依頼したいと思っています。

 

些細なことですが、事務的に事を済ませるのではなく、お洒落の仕方や使い方をお話しすることからビジネスチャンスが生まれることを味わった例の一つです。

着物業界人の心得と言えるかもしれませんね。

 

今日もどうにか記事を書き終えることができましたがチョット疲れました。

体を休めて明日に臨むことと致します。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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