今日は初夏を感じさせられる陽気ではなかったでしょうか?
車でお客様周りをしていましたが、車中で太陽の日差しを浴びると汗がにじみ出て、エアコンを入れたくなる心境でした。
桜の開花もいつもより早く、今年は夏が来るのも早いかもしれませんんね。
気持ちに余裕があれば、この陽気の中で仕事を忘れてゆっくり花見でもしてみたいところですが、今月は23日からの牛首紬展が控えているだけに、お客様へのご案内と展示会の準備に時間を費やしなくてはなりません。
そこで展示会に出品させていただく品を一人でも多くの人にお伝えできるように、ブログに取り上げたいと考えているところです。
これまで牛首紬の着こなし方や、オーダーメードで作らせていただいた牛首紬染帯の魅力であったり、新しく開発したオーダーメイド足袋を上手く活かした新しい着こなし方など、これまでとはひと味違ったお洒落な提案をしてまいりましたが、着物⇒帯⇒小紋足袋⇒と続けば、次に来るのは履き物ではないでしょうか?
そこで今日は牛首紬が持っている素朴な味を引き出すことが出来る、お洒落な草履を幾つか紹介してみましょう。
まず、この2種類の草履下駄はいかがでしょう。
下駄の形は舟形といって草履の形をしていまして、草履の天は竹を編み込んで作られたクラッシックな履き物かと思っています。
それに小紋足袋との相性も良いと思いませんか?
茶色の濃度の薄い方に刺繍で金魚と水玉を浮かび上がらせた刺繍鼻緒を合わせてみました。
この組み合わせがとても素敵だと思いません。
単衣の紬や夏牛首紬に合わせたらお洒落でしょうね~
天が濃い茶竹焼き下駄には絹科布の鼻緒を組み合わせてみました。
全く違和感なく履いていただける草履下駄かと思っております。
この種類の下駄にはサイズがM寸とL寸があり8㍉くらい長くなります。
とても評判のいい形の草履下駄で生前妻も愛用していたものです。
少し下駄の形が違う右近下駄も牛首紬に合うと思っております。
勿論小紋足袋にも・・・
この右近下駄はどちらも高さが6㎝のものと5㎝ものと2種類の高さを用意しております。
薄茶の下駄にはエメラルドグリーン鼻緒の合わせてみたのですが、これがとっても素敵だと思いませんか?
夏小紋などにも合せていただける下駄かと思っています、
濃い茶の方は組紐の鼻緒を合わせてみました。
癖のない組み合わせかと考えて、とても履きやすいとの評価をいただいている科です。
今回の牛首紬展でこれらの下駄を紹介したくて、鼻緒も幾つか用意させていただきました。
この映像にある鼻緒と下駄を組み合わせて、すげ上げる下駄となります。
このようなクオリティの高い下駄を取り扱っている先は県内では少ないそうです。
好みもあるでしょうがお勧め致します。
ということで今月23日からの牛首紬展に合せて、これらの下駄と鼻緒を紹介させていただきますので楽しみにしていてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。