後半戦の始まりとなった7月1日は早起きをして京都へ向かうことに・・・
毎年お決まりのパターンですが、今年はコロナ禍とあって仕入先に期待を寄せるところがありました。
特に7月は来年の干支商品が発表となるので気分を変えたいところもあって積極的に見て回りました。

古布の吊り下げ飾り
盛夏となり7月とあって和装関係者は少ない感じがしましたが、干支商品となれば取り扱い先も広くなり、マズマズの人出だったように思いました。
しかし、いつもより来店数が少ないと言っていたので、ここでもコロナ禍の影響を受けていたのかもしれません。

十二支の麻のれん
私もコロナ禍でのダメージを受けていまして、会場に足を運ぶまでの間は商品仕入れに対して消極的でしたが、一足会場へ踏み入れると、意欲という血が騒ぎ始めて、仕入れを抑えたいという気持ちは何処かに行ってしまいましたね~

干支の古布木目込み人形と屏風
来年2022年の干支は「寅」になります。
仕入先の特設会場には様々なジャンルの寅の置物が整然と並んでいまして、その勇ましさに圧倒されるところがありました。
プロ野球では今のところ阪神タイガースが1位をキープしていまして、まるで阪神タイガースの関係施設にお邪魔しているかのようで、元気をいただくことができました。
私の干支商品の選び方は、始めに古布の生地を使った木目込み人形から選ぶよいうにしています。
ここでは3種類の木目込み人形の「寅」を注文させていただきました。
次に目を向けるのは首振りの張子です。

寅の首振り張子
首振り張子は毎年何種類か発表になりますが、以前と違って国内で生産される品は受注生産になりつつありまして、この時点で数量を確保しておかないと、商品の調達ができなくなることが考えられるそうです。

寅の首振り張子(ホワイトタイガー)
干支の寅は黄色が圧倒的に多くて、そのせいかホワイトタイガーが新鮮に見えて、今年の首振り張子は黄色と白を揃えることとしました。
他にもいろいろ注文を入れてまいりました。
店頭に並ぶのは10月の中旬頃になると思いますが、どうか楽しみにしていてください。
ということで今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







