予定では、本日ゆかたパーティーを開催する予定でいました。
ところが、県内の新型コロナ感染者が爆発的に増えていて、今週の月曜日に見送りとさせていただきました。
とても辛い決断でしたが、今は一人一人が感染防止に注意を払う時かと考えていまして、コロナ感染に怯えなくて済む社会が来たら、きもので遊ぶ企画を考えたいと思っているところです。
そして今は8月号の情報誌「あ・うん」の構成に頭を悩ませていましてね~
書き込むネタを見つけられなくて自分が嫌になっています。
この店はどんな時も立ち止まることがなくて、情報誌作りだけでなく、この先の店作りのことも考えるように心がけていましてね~
8月は「七五三のきもの特集」と「和雑貨100円均一」で組ませていただきましたが、その後のことをどうするかです。

きもの雑誌の切り抜き
その答えを導き出す資料として、長年きもの雑誌から切り抜いた資料をファイルしていまして、そのファイルから店作りに役立つ情報を見つけ出すことにしています。
10年以上前から大切な項目をきもの雑誌の中で見つけたら、お蔵入りする前に切り抜くようにしていて、いつの日からか、この店の知恵袋みたいな存在になっているんですね~
たるんだ気持ちを少しでも元に戻したくて、資料を広げながら秋冬のプランを考えていました。
今考えているのは、10月の神無月展で京都の老舗の染屋さんと称される「野口」さんの着物と西陣織の織楽浅野さんの帯のコラボです。
野口さんの担当者には私の想いを伝えていますが、どうなることでしょう。
そして9月のことですが、加賀友禅作家さんのお話を聞けるとしたら、喜んでいただけるお客様がいらっしゃるのではないだろうか?
加賀友禅を深く知っていただくためにも、加賀友禅作家さんを店にお招きして、作家さんのよもやま話をしていただけたら、これまでと違った加賀友禅の側面を見ていただけるに違いない。
そんなことを思って地元の担当者に話してみると、「大久保謙一氏」を紹介したいとの声をいただくことができましてね~
商品の販売会ではなくて、純粋に作り手の想いを聞くことが目的で、図案を描くときに注意している点は何なのか。
色彩の色は何を基準にして決めているのか。
この先、どういう作品を作ってみたいのか。
などなど、作家さん目線で着物のお話が聞けたら楽しいと思いません・・・
それにこのような機会が増えたなら、お客様の着物の対する見方や考え方が変わり始めるかもしれないて、着物の振興にも繋がるのではないだろうか?
絵に描いた牡丹餅のような構想かもしれないが、新しいことにチャレンジできる店でありたいと思っていて、何をするにしても事を動かすパワーが必要とされています。
そのパワーを確かめたくて、ファイルを広げながら自分に課題をぶつけていた午後でした。
取り留めのない記事になりましたが、これで今日を閉じることとします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







