小熊三兄弟の染帯から未来の和装業界のあるべき姿を考える!

小熊三兄弟の染帯

9月も後二日で幕を閉じようとしている。

残暑が残ることや、コロナ騒動の影響もありまして、和装業界の厳しさは今も続いていますが、観光業や飲食、アパレル業なども厳しい状況にあり、大手旅行会社がビルを売却して社員のリストラをするというニュースをスマホ見て、規模の大きな会社ほど受ける痛みが大きいことに気づかされています。

 

政府は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されていた都道府県に対して、今月30日で解除することを決めたようです。

このことを切っ掛けに、コロナ禍の社会が少しずつ良い方向へ向かっていくことを期待したいし、私たち和装業界も新しい商品を作り出して、着物愛好家を刺激する市場にしていかないと生き残れない気がしてなりません。

 

そこでどのような店を作りたいのかを自分なりに考えてみました。

 

まず先に考えておきたいことは、実店舗を効果的に生かした店作りの形で、着物を着る動機は大きく三つに分けられるのではないでしょうか?

 

1.仕事や習い事で着物が必要とされている。

2.家庭内の人生の祝い事を着物で迎えたいと考えている。

3.着物でお洒落をすることが楽しくて着物を着る。

 

呉服店が少なくなっているだけに、実店舗がある店としては、この3つの着物を着たいと思っている人達を迎えられる店作りが理想ですが、その中でもきもの生活を楽しみたい思っている「3」に応えられる店が作れたら楽しい思いません。

 

 

 

小熊三兄弟の染帯
小熊三兄弟の染帯

 

この子熊の三兄弟は、まさに「3」のニーズに応えられる店を目指して、私が京都の染屋さんに依頼して染めてもらった当店のオリジナル染帯になりますが、今も店のあるということは、私のセンスがきもの愛好家の心に届かなかったことになります。

 

この理想と現実の温度差をどのようにして埋めていくかですが、私はインターネットを上手に生かした戦略に尽きるのではないかと考えています。

 

私たちの生活を取り巻く環境は大きく進化しています。

生き方の価値観も変われば、お金の使い方や買い物の仕方もこの10年で大きく変わったといえるでしょう。

 

そう考えると呉服店さんは、昔のままの考え方では生き残れないのではないでしょうか?

 

現在の店を守っていくべきことと変えるべきことを分けて考え、目指したい店の形を明確化していくことが大切なように思っています。

それが経営者の成すべきことです。

 

未来を創造することができても、そこへ辿り着くまでの成功事例は何処にもなくて、自らが作り出すもの。

困難な時代ですが、志を大きく持って不安と戦いながら踏み出す勇気が私たちの業界に必要されています。

それはきもの愛好家に愛される業界になるためのもので、信頼の上に、信頼で繋がれた美しさの世界かと私は思っています。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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