今日は展示会の後始末で忙しくしていました。
後始末は深く考える仕事ではないために気楽さがありますが、長時間続くと体力も消耗しますし、気力が尽きることもあって早く仕事を切り上げようと思ったら、メールからの問い合わせが幾つも入っていて、これには驚かされるところがありました。
娘から対応が遅いと言って電話が入ってきましたが、一人でできることには限りがあって、パソコンとにらみ合う時間が長かった気がします。
娘から対応が遅いといって、電話が入ってきましたが、パソコン処理能力が乏しいこともあって返信に手間取っていた夕方でした。
さて、今日はお正月飾りの話題を取り上げてみたいと思います。

首振り張子「松竹梅・寅」
今回の神無月の会では来年の干支となる「寅」も発表させていただいたのですが、今年はコロナ禍の影響を受けて「寅」が品薄なんですね~
特に張子の寅がまったくなくて、首振りタイプのものは、この画像に写っているだけとなってしまいました。
店では首振り張子松竹梅寅を黄色と白で大・中・小の3つの大きさものもの揃えたのですが、黄色の「中」が完売となり、取り扱いのある仕入先も完売とのこと。
いつもの年なら干支飾り商品を神無月の会で注文を取って月末にまとめて注文を入れるのですが、今年はそれができません。
毎年干支商品をお正月飾るとして使っている方は手配をお急ぎください。
店内では他にも「寅」さんを品揃えしているので、覗いてみてください。
ちなみに店のオンラインショップでも寅の置物を求めることができますが、画像にある首振り張子のお値段を申し上げておきます。
白・黄色共に「大」は税込み3,960円、「中」は3,190円、「小」は2,640円となります。
繰り返しになりますが、どうか手配をお急ぎください。
話題は替わります。
今日は多くの仕入先の方と電話などで話をする機会があり、近況を聞くことができました。
コロナ感染者数の減少もあって、人が動き始めたことを感じてはいるものの、着物の消費に繋がる活気に溢れているかといえず、厳しい状況下にあるとのことでした。
着物へのお洒落は何処へ行ってしまったのでしょう。
2年近く続いたコロナ禍で誰もが心のゆとりを失っていて、着物へのお洒落を考えなくなっている方が増えているのかもしれません。
きもの業界のお洒落感を取り戻すまでには、しばらく時間がかかるのかもしれないが、作り手、メーカーさん、そして私たち小売店が同じ価値観を共有し合って、知恵を出し、新しい和装の世界を創り出してい行かなくてはならないのでしょう。
その前に、厳しい現実に打ち勝つパワーをどこで貯められるのかが問われていて、自己管理ができて戦うフィールドに立てることを自覚しなければなりません。
ここが一番難しい訳ですが、家族感の安心と信頼であったり、仕事仲間との信頼がパワーを生み出す源になるのかもしれませんね。
自分でも良く分かっていませんが、なんとかなると思って前を向いて歩きたいです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







