今年も明日で幕を閉じますが、この一年を振り返ると、落ち込んで豊かな気持ちを持てなかったことや、長いスランプに苦しんで、この店の将来を悲観したことが幾度もありましたが、こうして新年を駆け抜けるまで来られたのは、ご支援をいただいているお客様や仕入先のお陰です。
当店を温かな心で見守っていただけたことに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
365日の中で、いい出来事があったのはほんの数日で、厳しい現実に、耐えて、耐えて仕事をこなしていた気が致します。
それは自分との格闘で、弱い自分と強くなりたい自分がいつも喧嘩していて、心の持ち方が私自身を助けてくれていたように思っています。
その心の持ち方とは、
「健康な体であるなら、何が起きようとも諦めない心を持つこと!」
「努力を積み重ねても何も変わらないこともある。しかし努力を怠っていたら一生報われないと思え!」
「目標のあるところにはエネルギーが湧き出ている。どんなときも目標を持たなくてはならない!」
「自分を信じてみよう。そして一歩前に踏み出すこと!」
「私生活を正すことから、それらのことが満たされるのだろう!」
お堅い話を並べてしまいまいたが、常に緊張感を持って仕事と向き合って来たことが、この仕事が続けられている理由かもしれません。
私たちの業界の明るい未来は影を潜めていてなかなか見えては来ませんが、今日から始まった新しい業界だと思えば、いろんな工夫が生まれれ来るのだろう。
今からこれからの精神が必要とされていて、店としては、来年は新しい道を探る一年にしたいと思っています。
そのために何をすべきなのかを整理して、文字にしたいと思っています。

初売り 入卒用のきものの装い
ところで、新春4日からの初売りの準備を終えることができました。
初売りはきものでは30代から40代の加賀友禅の訪問着を紹介したいと思っていますが、入卒用のお母様の装いがテーマなので、草履やバッグ、帯締め帯揚げなどの和装小物も品揃えを充実してみました。
他にも珍しい帯の数々を展示させていただいたので、初詣でに行かれた帰りにでも立ち寄ってみてください。
他店の呉服店とは店作りまったく異なると思っていまして、初めての方は楽しんでいただけるのではないかな~
そして木目込みひな人形も並びました。
明日も店を開けてますが、お正月3が日は自宅でゆっくりさせていただきます。
お休みの間は仕事のことを考えなくていいので、だらしない生活を送りたいと思っている私です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







