お客様の出入りが少ないと、こんな時期だから仕方がないと勝手に自己分析してしまっていて、改善を図ろうとしないままに、気持ちがだけていくとしたら、それは経営を揺るがす病気の初期症状と言えるでしょう。
目に見えない危険な症状かと思いますが、お客様が少ない時ほど、商いができない時ほど、店作りに工夫が必要とされています。
そこで今日は着物コーナーの模様替えを少ししてみました。
商品を入れ替えて、目に留まるコーディネートができないものかと知恵を絞っていました。
こんな日に着物愛好家の方が店に寄っていただけたら楽しめるのにな~
そんな願いも虚しく一日が終ろうとしています。
ならば、ネットで少し店の知名度を上げることができないかと、お気に入りの商品を取り上げてみることにした。

型絵染の帯「ハーブの庭」
その商品は初売りで一目ぼれしました型絵染の帯です。
型絵染作家さんの中で若手とされている関美穂子氏が描かれた帯で、「ハーブの庭」というタイトルが付けられていました。
以前取り上げた型絵染作家・荒川眞理子氏の作風とは全く異なるもので、草花の緑を上手に生かした優しい作品に心を動かさましてね~

型絵染の帯「ハーブの庭」 関美穂子作
こちらの画像がお太鼓にしたときのものです。
六通柄になっていまして、腹も同じ模様となりますが、とても素敵でしょう」。
紬地の生地に染められていて、小紋や紬、丹後木綿の着物にも合わせていただけるものです。
着物との合わせ方ですが、着物に色柄がいっぱい詰まっていると、この帯の魅力を壊してしまうのではないでしょうか。
無地感の着物に合わせていただけたら、帯の魅力を最大限に発揮できるのではないかな~
年代幅は20代から70代まで幅広く締めていただけるものです。
とても素敵でしょう・・・
他にはない帯かと思っているので、手にされて後悔することはないと思っています。
一点ものなので、関心をお持ちでしたら連絡ください。
ところで、4月の卯月店に関さんをお呼びできないかと、仕入れ先の方から声をかけてもらっています。
どうなることでしょう。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







