「伝説の本屋さん」に会いに行ってきます・そして風呂敷ディスプレー

 温かくなり、外出しやすくなったこともあるのか、少しずつお客様の来客が増え始めています。 

 

今日もお客様の対応に、ざわざわとしていた一日でしたが、この数日間で、春が急速に目の前に近づいていることを感しています。

 

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だけど店の模様替えはいっこうに進んでおらず、嫌になっています。

 

和雑貨における2月の展開は、お雛様と風呂敷を考えていて、売り場作りに頭を悩ませているのが風呂敷の提案です。

 

 

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楽しい売り場を作りたいというのが私の考え方で、何度でもディスプレーを創り変えています。

陳列した時の全体の色のバランスが悪い・・・

ごたごたと品物を詰め込むだけでは面白さもなく、お客様も見辛い・・・

などなど、見やすくて春が伝わる売り場作りに紛争しているところです。

 

そんなことを繰り返していた時に、家族連れのお客様が来店されました。

「店が開いていてよかった~」と、言って店の中へ・・・

「先週の日曜日に来たら店が閉まっていたのでガッカリしました。」

 

あの大雪の日に店に来てくれたんだ~・・・

 

「申し訳ありませんでした。どちらからお越しでいらっしゃいますか・・・」と尋ねると、津幡から来たことをお話になられました。

 

津幡という地は、金沢市を間に挟み、白山市の反対側に位置する富山県側の方角で、ご遠方より2度までも、この店を目的にお越しになられたことが判ると、正直、とても嬉しくてね~

当然私の心は弾みます。

 

お客様は、お茶を習っていらっしゃる娘さんとそのご両親で、過去に来店したことも話されていました。

 店の商品をいろいろ見ては笑顔がこぼれ、私の説明にも耳を傾けてくださいます。

 

品揃えが変っているとのお褒めの言葉。

気持ちも癒されたのでしょうか、「素敵な品を見て満足することが出来ました。来てよかった・・・]

 

これまで食べたことのない、美味しい料理を口にしたときの表現にも似た褒め言葉に、感謝するばかりでした。

 

そして会話は弾み、和雑貨や和装小物を買い求めお帰りになられました。

 

模様替えをしはじめたばかりで、売り場が綺麗だともっと喜んでいただけたかもしれないと思うと、少し後悔が残りますが、次のご来店を待ち望みたいと思っています。

 

 

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話はまったく変わりますが、「本屋さんがくれた奇跡」という本を2か月くらい前に商工会からお借りしていました。

というよりか、「いい本だから読んでみたら・・・」といって手渡された本です。

 

私は活字を読むことが嫌いで、本というものをまったく読みません。

それどころか週刊誌や漫画なども若い頃からほとんど読むことがなく、グラビア写真や絵に目を通す程の本嫌いの人間です。

 

それが何を思ったのか、月初めの出張の電車の中で本を読んでみるのも悪くないかも・・・

そんなことを思いこの本をカバンに詰め込み、行き帰りの電車の中で読んでみたのです。

 

なかなか興味深い本に感激させられました。

 

東京の或る本屋さんの話で、店長さんから紹介された本で人生が変ったという8人の方の体験談が書かれているものです。

 

その本屋さんは「伝説の本屋さん」と呼ばれ、ひげをたくわえた色メガネをした店長さんが「本のソムリエ」としてテレビにも出演されたことのある有名人。

 

とても魅力的な方みたいです。

 

実は、鶴来商工会から一泊で東京方面の視察研修がありまして、その時に、その「伝説の本屋さん」に行くことになっているんですよ・・・

日程は今週の8日(火)・9日(水)の二日間。

 

店を留守に致しますが、お会いできることを楽しみにしているところです。

 

この本はイースト・プレスから発行されています。

本を読まない私が言うのも変ですが、読み終えた時には心がほてって幸せな気分に包まれます。

癒されれること間違いなし・・・。

お薦めしたい本です。

 

9日に寄せていただく予定ですが、「本屋さんがくれた奇跡」に出てきた、次の9人目の人間になれたらいいな~

そんな虫のいいことを想像している私です。

 

その話は戻ってきてから、皆さんに報告したいと思っています。

 

今日はとても長い記事になってしまいました。

これで閉じることに致します。

 

では、お休みなさい。

  

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