男風呂敷の提案が的を得たものなのか心配していましたが、買いに来てくれた男性がいましてね~
知り合いのビジネスマンですが、男の風呂敷って見たことがなくて、どうしても店に寄ってみたかったとの声をいただくことができてとても嬉しかったです。
幸先のようスタートとなり、風呂敷コーナーの一部を男風呂敷としてまとめてみました。
興味のある方は是非覗いてみてください。
今日は吹雪で視界が10メートルくらいのときもあり大荒れの天気となりましたが、午後から雪が止んで、着物パーティーなどで利用させていただいている金沢国際ホテルへお邪魔してまいりました。
要件は新商品として作っている加賀染め足袋を撮影する場所を探していまして、その候補として下見をしておきたいと思ってのことです。
ホテルの担当者に市場を説明すると、快く受け入れてくださいまして、適当だと思われるホテル内のスポットを案内してくださいましてね~
例えばこちらの結婚式場とか、着物が映える場所をいくつか見せてくださいました。
その中で目に留まったのはこの橋。
新しく作る足袋のかかとの片方に模様を入れることから、会談を上るシーンのカットが必要かと考えていましてね~
日光の当たり具合を考えると、レンズの先の背景も考えておかなければなりません。
こちらは和食レストランで、着物を着たシーンで足袋の模様が第三者から目に入るのは、このような椅子に座って食事なり会話をしているときかと思っています。
お洒落な装いに視線を感じるというのは、悪い気はしないもので、どちらかと言えば「見てみて!」という感情が何処かにあるのではないでしょうか?
「周りの視線」こそが、着物を着る楽しさや面白さかと捉えています。
そのことからも目線を感じる、静止した足袋の画像が必要かと考えています。
こちらのプールサイドも活かせればと思っていますが、どのようなシーンを想像したらいいのか検討の余地があるかと思っています。
あくまでも私の考え方で、撮影に関してはチームで話し合って撮影場所とシーン、そしてその撮影にどのような着物を着たらいいのか、撮影に必要なモデルが何人必要なのか、決めなくてはならないことが山積みになっていることに責任を感じています。
話題は替わりますが、2月の暮らしといえば、お雛さんの飾り付けという事柄も入ってくるのではないでしょうか。
段飾りのあるお宅は、飾れる場所を空けてお雛さんを出してあげなければなりませんが、一般的なご家庭になれば、訪れる季節の演出を考えるというのかいかがでしょう。
玄関先に小さなお雛さんを飾るとか、季節の先取りで桜模様の小物類での飾り付けも悪く無いかと思っています。
どれも心を豊かにするところがあって、2月は春の設えの時期だとお考えください。
そこでこちらの古い着物生地から作られた一文字の下げ飾りを紹介させていただきます。
壁に吊すタペストリーみたいな使い方で飾っていただけたら素敵だと思いません?
お雛様飾りとしても使っていただけるもので、この作品に優しさを感じています。
一つ一つが手作りでとっても時間のかかるものです。
近年は古い着物生地が手にできにくくなっていまして、細工物をされる方も少なくなっていると聞かされています。
一列に8個の作り物があるので、七列で56個のお細工物が必要です。
根気のいる仕事だと思いませんか?
市場にこのような一文字の下げ飾りが少ないので、この一文字は飾っていると、訪れたお友達やお客様は驚かれるのではないかな~
お雛さん以上に心を豊にしてくれるかと思えるので、お勧めさせていただきたいです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。