「風呂敷包み講習会」が店内で開かれた日・そして明日は銀座での展示会に参加致します

風呂敷包み講習会 風呂敷/ふろしき

今日は店内で「風呂敷包み講習会」の日。

当初2月18日(金)に予定していたのですが、コロナ感染の広がりから開催日を本日に変更したもので、感染対策に注意を払い開催させていただきました。

 

午前の部と午後の部に分けて11名の参加者をいただきまして、店内は久しぶりに賑わいがあって参加者の笑顔もあり、開催して良かったと思っています。

 

 

 

風呂敷包み講習会

風呂敷包み講習会

 

講師は店のスタップで、これまで何度となく風呂敷講習会を開いてきているだけに慣れたものです。

約一時間の講習はアッという間に終り、参加されたお客様は喜んでいただけたのではないかと思っております。

 

店内での風呂敷包み講習会は年に1回から2回のベースで、6・7年近く続けているのではないかと思っております。

それだけ風呂敷にこだわるのは、風呂敷を品揃えしている先がほとんど無くなっていて、その流れを店の強みに変えていきたい。

そのような思いと、風呂敷の柄や色合などが何年センスのいいものが作られていて、この風呂敷の魅力を伝えて行くことがこの店の使命かと考えています。

しかし何も行動を起こさないままにいると、取扱店が少ないだけに市場から風呂敷が消えていく恐れがあるように思えて、啓蒙活動の一つとして風呂敷包み無料講習会を続けているものです。

 

店としては風呂敷が日常で抵抗無しに使われる社会であることを願っていて、そのためにも風呂敷ファンを増やしていくことが必要です。

 

この流れと仕組みはきもの業界でも同じようなことが言えます。

きもの離れに着物レンタル業やリサイクルショップの増加から、町の呉服店さんが減少し、きもの専門店としてこだわる店が少なくなっています。

 

長引くコロナ禍でもあり、きもの専門店と名乗っていても、何もしないでいては専門店としての店作りは難しいと考えられます。

理に適ったやり方で行動を起こすことは、きもの専門店として強みに変わっていくものだと信じていて、どんな時も踏み出すことを諦めることはありません。

 

そんな私は次なるステップとして、明日の早朝に東京へ向います。

銀座で紬織物の展示会をしていまして、地元の牛首紬が出品されることから関東圏のお客様にご案内を入れると、足を運びたいとの声を数件かの方からいただきまして、接客ができればと思って展示会場に向うものです。

 

成果を上げられるものでないかもしれないが、繋がりってとっても大切だと思っていて、東京の方とはこのような機会が無いとお目にかかることはないでしょう。

私はそのことをとても重要視していまして、このようなプロセスから信頼が生まれるのではないかと考えています。

 

きもの専門店であるか否かは、お客様がお決めになることかと思っていますが、ベストを尽くしてみたいと思っております。

 

明日の準備もあるので、これで今日を閉じることと致します。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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