今日は朝から店内がザワザワしていまして、春の陽気につられて人が動き始めた感じが致します。
訪れた春をどう受け止めるかが私に取って大きな問題で、新規のお客様との接点をどうしたら作れるかをいろんな角度から考えています。
これはショップを持つも者にといっての永遠の課題で、これでいいと思った時点で時代の流れから取り残されて行くことが多くあって、毎日戦略を考えることでアイディアが生まれ出るチャンスが来るのだと思っています。
とはいっても、ドラマのような世界が訪れる訳でもなくて、現実を受け止めては、気落ちすることも少なくありません。
コロナ禍が少しずつ治ってきていて、春の陽気も背中を押して人が動き始めているのでしょう。
きものを着て歩く方が増えるのではないかと思っていて、4月の店作りに、「きもの遊び」を取り上げてみたいと思っています。
そこに登場するのは「木綿のきもの」で、どのような演出が必要なのかを考えているところです。
木綿のきものではありませんが、今日は大人の味を表現したきものの装いを考えてみたのでご覧ください。
そのコーディネートがこちらで、ハンナリとした薄地の縞柄小紋を同系色の西陣名古屋帯で組み合わせてみました。
装いの主張が少なくて、物足りなさを感じている方が少なくないかもしれませんが、目立つことを好まない方にとっては、小粋な着こなし方と言えるのではないないでしょうか?
このような着こなし方を目にしたなら、心の中に魅力を秘めた上級者の着こなしだと見てしまいます。
私はこのようなシンプルな着こなし方が好きなんですね~
前はこのような感じでセミフォーマル的な帯〆と帯揚げでコーディネートしてみました。
色無地とは違った静かな味わいがあって素敵でしょう・・・
これを女将さん着こなしと呼ぶのかもしれませんが、知的な感性が宿る着こなし方かと思っています。
もう少し綺麗な写真が撮れたら良かったのですが、皆さんはどのようにお感じでしたか?
今日はこの辺で終りたいと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。