東京は桜が満開であることを聞くと、北陸地方の桜の開花が待ち遠しく思えます。
今日も青空が広がり、気持ちのいい週末を過ごされたのではないかと想像していますが、店も徐々に来客数が増えてまいりまして、気持ちの中での春の訪れを感じ始めているところです。
本日お越しになったお客様から、「良くやっているね!」との声をいただきました。
その意味は、きもの離れとコロナ禍で着物需要が伸びていないと思えるところがあったのでしょう。
その中で、変わらず店を切り盛りしていることに対しての受け止め方が、「良くやっているね!」との言葉だったのかもしれません。
確かに自分でも良くやっていると思ったりもしますが、そこには勇気付けられる言葉の力とお客様の笑顔に随分助けられていて、嫌なことがあると心をリセットするように心掛けていることも関係しているのかもしれません。
経営者はみんな同じ土俵の上で戦っていて、経営センスの良い先が業績を伸ばしているとしたら、失敗と苦しみの先に明るい未来が待っていると思える心が明暗を分けるのでしょう。
ウクライナ情勢と比べるのも可笑しな話だが、少なくとも私たちは天国で仕事をしていると言いっても過言ではないので、グダグダ言ってないで頑張らないとなりませんね。
さて、今日は端午の節句の商品となる素敵な飾り物を紹介させてください。
それがこの画像に写る鯉のぼりの麻のれんと、鯉のぼりの木目込み五月人形です。
鯉のぼりは江戸時代、男児出生をのぼりで知らせた武士をまね、粋な町人たちが和紙で鯉の吹き流しを作ったことが始まりで、鯉には滝をのぼって将来龍になるという伝説があったそうです。
強く勇ましい男の子に育つことを祈って大空に鯉のぼりを泳がせ、りりしい五月人形を飾るのが「端午の節句」です。
鯉のぼりを空や高く泳がせる先は少なくなりましたが、その代わりと言ってはなんですが、こちらの麻のれんは鯉が楽しそうに空を泳いでいる様子がうかがえて心が和みませんか?
室内インテリアにもなり、男の子のお祝いの品として使ってみるというのはいかがでしょう。
30㎝幅の3連で、両サイドが濃紺無地となり、丈が150㎝ある麻のれんですが、タペストリーとして使ってけるのではないでしょうか?
お値段は¥28,600の品になります。
端午の節句となれば兜などの五月人形を飾るものですが、鯉のぼりを引く「鯉丸」も五月人形の一つです。
兜とは違ったりりしさがあって魅力的だと思いませんか?
こちらも室内で飾る鯉のぼりで、鯉はちりめん細工で作られています。
なんと言っても勢いと力強さを感じるのは、古布の生地から作られた木目込み人形「鯉丸」ではないでしょうか?
木目込み人形と鯉のぼりが一つになった「鯉丸 古布鯉幟飾り」の大きさは、塗台が巾50㎝×24㎝で鯉のぼり高さは85㎝あるものです。
お値段は¥165,000(税込む)
鯉丸の着物は古い着物生地から取っているので、一点物となります。
他にも古布を使った木目込み五月人形を揃えているので足をお運びいただけたらと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい