今日は私たちに仲間で組織される石川県和装振興会が新規事業として立ち上げた「第一回・薫風茶会」が金沢市にある中村記念美術(旧中村低)にて開催される日です。
昨年の和装振興会理事会できもの着られる場がないということは、きもの業界の発展には大きな障害になるもので、着物が着られる場を和装振興会として作れないだろうか?
そんな意見がメンバーの中から上がり、お茶会を開くという案が具体的な形となって、「薫風茶会」の開催に至った訳です。
そのお茶会に手を貸してくださったのが、裏千家の淡交会青年部の方々で、私たち和装振興会にメンバーは各席事に挨拶をさせていただくくらいで、後は裏方の仕事を手伝うくらいでした。
しかし挨拶を頼まれた者にとっては気持ちが落ち付かずにいて、3席目の挨拶を頼まれていまして、昨夜から気が重くなっていました。
誰か変わっていただけたらとる思っていたりして、私の番が車ではそわそわドキドキが消えることがありませんでしたが、3席目の挨拶をどうにかこなすことができてホッとしました。
その後はリラックスモードで、お客様の装いを拝見させていただいたり、お茶会を覗いたりしていましたが、多くの人が着物で来てくださっていて、主催者側としては喜びでしかありません。
一方で多くの人が着物姿にマスクという組み合わせで、私の目には違和感を覚えるところがありました。
お客様の中には久しぶりにきものを着たいという方もいらっしゃって、和装振興会が取り組んだ事業は間違いではなかったと思う充実感がありました。
旧中村邸の小屋根に軽くい1メートルを越える長さの蛇が人目を怖がることなくいまして、私たちのアイドル的存在でいましたが、お茶会の様子を見たかったのかもしれませんね。
改めて反省会が持たれるかと思っていますが、今回の事業が少しでも着物業界の起爆剤となる活動になるよう、続けることに意味を持つと考えています。
すべてが石川県和装振興会に取って初体験でしたが、明るい方向に向のではないかと信じています。
同じ方向を向いた同士が身近なところにいるって勇気付けられるものがあり、こうして一緒に事業ができて本当に良かったと思っています。
最後に最後にお点前をしてくださった淡交会青年部の方々には心から感謝申し上げたい。
ありがとうござしました。
そんな訳で今日はお茶会のリポート記事とさせてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。