今日から「涙市」が始まりました。
初日とあって期待を寄せていましたが、客数が少なくて思い通りにならないことを味わっております。
一方で県外からの商品の問い合わせは今日も入って来ていまして、県外にはきもの愛好家が多くいらっしゃることに気づかされています。
夕方にお子さんが保育所に通っているというお母さんが腰紐を買いにいらっしゃって、明日保育所で納涼大会を予定しているのに雨で中止になることを心配していて、その話から、きもの専門店さんがほとんどなくなっていて、買い物をする側としてはとても不便に思っている。
量販店で買いたいとは思っていないので、この先も頑張って欲しいと励まされましてね~
そんな話をしていたときに、着物の寸法直しの相談の電話が入ってきまして、お取引をしていた呉服店が潰れてしまって、お願いできなる先がないので相談に乗って欲しいとの要件でした。
私の店で良ければ承ることをお伝えさせていただきましたが、大型ショッピングセンターに入っている呉服店さんよりも地元の呉服店を好んでいただけることに、この店の存在の意味を感じさせられています。
この店はマニアックなきものや帯を好む店です。
地域の方には馴染みにくいところがあるようですが、この路線を変えるつもりはなくて、着物初心者向けの情報と着物愛好家向けの情報を使い分けた店作り必要とされているのかもしれません。
涙市の幕が開いたばかりなので、前向きに物事を捉えて明日に望みを繋げたいと思っていますが、いつもハラハラドキドキする毎日で、気力体力が維持できていることが不思議です。
では今日も素敵なきものコーディネート紹介させていただきます。
この画像は白地に水色の太縞の小千谷ちぢみを、夏・単衣用の生地に染めた紫地の加賀友禅染帯で組み合わせた着こなしです。
小千谷ちぢみとなると、ザックリした素材の帯地がを合わせることが多いかと思いますが、夏用の加賀友禅染帯を乗せてみたと「ドキッ・・・!」とするところがありましてね~
小千谷ちぢみがワンランク上の着物に見えるではありませんか?
今年の美しいキモノの夏号に女優さんの吉田羊さんが、よく似た色合の夏きものを着ていらっしゃって、縞柄の間隔はもう少し広くなりますが、とっても素敵なんですね~
その着こなしが頭に残っていて、趣の違った着こなしが提案できないかと、加賀染めの染帯を持ってきた次第です。
エレガンズな感じがして素敵でしょう・・・
涙市に出品中で、小千谷ちぢみは割引価格が¥56,300となっていまして、夏・単衣用の加賀友禅染帯は割引価格が¥132,000となっています。
今回の涙市には小千谷ちぢみの種類が豊富で、一枚準備しみたいとお考えの方には絶好の機会かと思っています、
参考にされてください。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。