展示会の後始末や来客もあったりして、落ち着いたと思ったら日が暮れていました。
毎日が気忙しく一日が過ぎて行ってますが、現場の対応と店の企画を考える知恵が必用とされていて、頭の中はフル稼働。
しかし老朽化した脳から起死回生のアイディアが生まれることはなくて、情けなくなるときもありますが、日々コツコツと歩を止めないことか私に合っているのでしょう。
そして、一つ一つ仕事を消化しながら日が暮れる。この繰り返しが続くことに感謝しないといけないのかもしれませんね。
では今日の投稿に移らさせていただきます。
近ごろフォーマル系の装い相談をいただくことがメッキリ少なくなっていて、着物を欲しがらない生活者の価値観の変化に私達きもの業界は頭を痛めています。
一方で紬などのカジュアル系の着物や帯が注目には集めていて、着物はきもの愛好家のためにあるという構図が色濃くなりつつあるのではないでしょうか。
この店にフォーマル着物の相談が少ないだけのことかもしれないが、V字回復を図る意味でも、入学式のお母さんの着物の装いに力を注ぐべきではないかと思っています。
その展開を新春の初売りから始めてますが、今年は11月から始められないかと考えているところです。
どのような提案ができるのか、仕入先とも相談したいと思ってますが、その先駆けとして今日は加賀友禅付下げを紹介させていただきたいと思っています。
【加賀友禅付下げをお母さんの入学式の装いとしてコーディネート】
そのコーディネートがこちらになります。
付下げの地色をクリアーに映し出すことが出来ていませんが、淡いグリーン系の色に裾を同系色で濃度を濃くして加賀友禅作家さんが手描きした付下げです。
まさしくフォーマル着物でパーティーの席やお子さんの七五三だったり入学式などの式典にふさわしい着物なんですね~
訪問着の模様に比べると付下げの方が柄が少なく、七五三や入学式の場は主役であることから、このような控え間が柄が式典の場にはふさわしいのではないかと考えてます。
とても綺麗な装いだと思いませんか。
合せてたバッグはホースヘアのバッグで、これがエレガンスでとっても素敵なんだな~
改まった場にお出掛けされる着こなしとなっていて、清楚な感じがしません。
【加賀友禅付下げ/玉すだれに貴船菊】
加賀友禅らしさがしっかり表現されてまして作品名は「玉すだれに貴船菊」だそうです。
このようにして画像をアップしてみると大人可愛い付下げだと思いません。
20代から40代くらいまで着こなせる加賀友禅付下げで、お子さんの入学式を前にしてこのようなフォーマル着をお持ちでないようでしたら、いつでもご相談ください。
上手く解説が出来ていないかもしれませんが、今日はこれで閉店とさせてください。
お腹が減りました。
なので今日はこれにて・・・
お休みなさい。