【店主の呟き】
今日はネット環境の改善を図ることを目的に、その道の専門家にお越しいただいてアドバイスをいただくこととなりましたが、正直私にはよく分かりません。
娘とウエーブデザイナーさんが同席してくれていたので助かりましたが、この年になって時代の変化についていくのはとても大変です。
落ちこぼれという感覚がありましたが、ホームページやInstagramであったり、仕掛け作りが業績に跳ね返ってくるので侮れません。
次第の流れの中で、打つ手がなくなったとボヤク同業者もいますが、ネットの世界は人を動かす力を持っているだけになんとしても仕事に活かして行くことが重要です。
こちらの方面は娘頼りになりますが、私としてはブログから様々な情報を外部に出していくことを軸に店のクオリティを高めて行くことに知恵を絞っていけたらと考えてます。
ところで今日は春らしい天気となり、日の日に冬が終ろうとしていることを肌で感じています。
人が動き始めることは予想されるだけに、きものを着るシーンを想像しながら、お洒落な着こなしに対応できる店を作って行かなくてはなりません。
ネット環境の改善も含め、様々なことに対応していかなくてはなりませんが、一方で新しい話題作りが重要かと考えていて、ある商品開発のプランを具体的に考え始めたところです。
さて今日は渋い色合の丹後木綿を手にすることができたので、そのきものできもの遊びをしてみました。
【丹後木綿に狐の嫁入り柄の帯を合わせたクラッシックな着こなし】
そのコーディネートがこちらになります。
男物にもなるグリーン系のきものですが、珍しい帯が手元にあったもので組み合わせてみました。
【狐の嫁入り柄】
その帯は西陣織の九寸名古屋帯の「狐の嫁入り」という古典柄にあるもので、マニアックな模様の一つかと思っております。
そのクラッシックな帯を合わせることで、装いに深みが出て、きもの通と言えるような着こなしになっているのではないでしょうか?
木綿のきものがこのような味を出せるのも、絹のような風合いを持ち合わせているからで、絹の帯を合わせても違和感を感じないのかも・・・。
この丹後木綿は緑地に、この画像では見にくいですが白縞に並ぶようにしてオレンジ色に縞が入っていて、小粋な香りを放ったきものかと思っています。
繰り返しになりますが、きものの巾が十分にある反物なので、男物のきものとしても仕立てることもできます。
お仕立ては単衣のバチ衿を基本としていまして、お仕立て上がり価格は税込みで55,000円となるものです。
明日はお雛様作りにワークショップで、午前と午後に分けて13名の参加者をいただいていたのですが、閉店後に出席することが出来なくなったとの連絡が入って、12名でのワークショップとなりました。
明日は久しぶりに店が賑わうみたいで楽しみにしております。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。