【店主の呟き】
体が重たくて、スタミナ切れになっています。
毎日気忙しくしていて、ゆっくり体を休めることが出来ればと思っているところですが、春の訪れが来ると卒業式や入学式の当日の着付け相談や結婚式の留袖などの相談も入ってきまして、その対応にも忙しくしています。
例年と比較にならない件数の着付け相談が入ってきまして、きものを着たいと思っている人に対して、着付をポートできる先が少なくなっているのでしょう。
できる限り力になりたいと思っていますが、この店の役割が昔とは様変わりしていることを感じさせられています。
今日はWBC中国戦がテレビで中継されているので、自宅に速く戻りたいと思っていますが、その前にブログ投稿を終えなくてはなりません。
難しい記事は避けて、今日のきものコーディネートを紹介できればと思っています。
【控えめなおしゃれ感が日本人の美学】

静かなきものコーディネート
こちらの装いには、装いの表情が極めて少なくなっていて、きものと帯を「点」でまとめたものです。
そこに装いとしての静けさがあって、味のあるコーディネートかと思っています。
黒地の小紋にベージュ地の紬帯で色のメリハリを協調させていますが、面白みを感じるのは、草履下駄にすげたパンダの刺繍鼻緒と、隈取りと瓢箪をワンポイントに持ってきた加賀染め足袋ではないでしょうか。
見逃してしまいそうな足元に個性を出してみましたが、この控えめなおしゃれ感が日本人の美学かと考えています。

おしゃれな紬帯
といいながらもおしゃれなセンスの本命はこの大小のドット柄を3Dで仕上げた紬帯ではないでしょうか?
どう表現していいのか言葉が見つかりませんが、お太鼓と腹だけに絹糸の塊を表面に出すようにして織られていて風変わりな名古屋帯なんですね~
このようなコーディネートを20代や30代の人が着こなしていたら、大人の魅力を感じさせられるでしょうね~
私が感じるイメージでしかありませんが、春が来たので、是非ともお友達ときもの遊びしてみてください。
それもオンリーワンの着こなしで臨めたら素敵でしょうね~
これで投稿できそうです。
テレビで日本を応援したいと思ってます。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。
そうそう、体も休めたいと思っています。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







