【石川県の十三詣り/2023」
毎年この時期に、金沢市小立野にある珠姫の寺「天徳院」にて十三詣りが執り行なわれていまして、今回で23回目となりますが、内2回はコロナ禍で見送られたために正式には21回目。
あいにくの雨となってしまいましたが、今年は男子が3人、女子が15人の計18名がお越しいただくことができて、お手伝いをさせていただいている石川県和装振興会としては嬉しく思っている次第です。
毎年振興会のメンバーと一緒にお手伝いをさせていただいていますが、お子さんの成長を祝う儀式の中で、この十三詣りが最も意味深いものに思えてなりません。
一番に思うことは十三歳のお子さんに家族全員が付きそうということが珍しくなく、「家族の絆」というものを感じさせられます。
それに女の子は着物で参加されていて、その着物姿がとっても可愛いですね~
本人は慣れない着物を着てお化粧もされているので、味わったことのない体験をされる訳ですが、それがとっても新鮮な香りを放っていて、親の眼差しが太陽の光となって見えてくるから不思議です。
今日もそんなシーンを幾つも拝見させていただきました。
その様子を写真に収めてまいりましたのでご覧ください。
雨傘が必要となる日で、外でご家族のお写真が撮れなかったことが残念でした。
受付で祈願料として五千円を支払われてから、皆さんで天徳院の境内の中へ入っていただきます。
境内の中では最初にご本人の好きな一文字を書いていただいだいて、それを納めさせていただきます。
墨で書き終えるとご家族と離れて、赤い絨毯の上に椅子が置かれているので、各自その椅子に座って特別祈願が始まるまでお待ちいただくことになります。
特別祈願が始まりました。
特別祈願をお一人ずつさせていただく訳ですが、それが終るとご先祖様に手を合せます。
これで大人の一歩を歩み出す訳ですが、静寂な静けさの中で住職さんのお参りの声が響き渡っていて、このような経験は十三詣りでしか味わえないと思います。
これで儀式を終えたことになり、石川県和装振興会より記念品をお渡しさせていただいて修了となるものです。
そこで初めてリラックスできるのではないかな~
石川県和装振興会としては、この十三詣りの参加者を増やしていきたいと考えています。
そこで今回の参加者のお力をお借りして、終った後の映像をここにアップさせていただきました。
来年は3月24日(日)に執り行なわれることが決まったので、十三詣りの興味をお持ちでしたら参加者の着こなしが参考になるかもしれません。
皆さんステキな表情をしていらっしゃるでしょう。
ご協力をいただけたことに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
それではこれにて・・・
お休みなさい