東京展に出品する単衣博多織り半幅帯「麻絹」・そして今日は「像の耳」でした

博多半幅帯「麻絹」 絹80%以上 麻20%未

【店主の呟き】

 

ゴールデンウィーク中日の京都出張。

朝早くJRで向いましたが、行きも帰りもビジネススーツを着て電車の乗っている人は見当たらず、仕入先で同業者を見かけることもほとんどありませんでした。

 

仕入先の中には休業している先もあり、東京店の用事で足を運ぶと、その会社のシャッターが降りていて拍子抜けしました。

他にも会社は開いているが、担当者が休んでいる先もあったりして、熱心でない着物業界の姿を見せつけられた感じです。

 

京都は月初めの月商の日なのに、何処もゴールデンウィーク化してしまっていて物足りなさがありましたが、私は東京店が控えていることもあって必死でしたね~

 

それは東京展前の最後の商談ができる日だったからです。

どうしたいのか、何を加えたいのか、何が不足しているのか。そして何がいらないのか。

一人で考えているよりも、仕入先の意見も参考にしたくて、今日は像の耳だったかもしれません。

 

 

そんな訳で、今回も写真を撮ることを忘れていて、数日前に撮った写真をまだアップしていなかったので、その画像を活かして記事を書かせていただきます。

 

店内はゆかた商戦に向けて準備を進めているところですが、今年も新作ゆかたに半幅の博多織りゆかた帯を揃えました。

 

 

【東京展に出品する単衣博多織り半幅帯「麻絹」】

 

 

 

博多半幅帯「麻絹」 絹80%以上 麻20%未
博多半幅帯「麻絹」 絹80%以上 麻20%未満

 

今日はその中から「麻絹(まけん)」の帯を紹介してみます。

 

画像は6本の麻絹を写していますが、どの色も素敵だと思わない・・・。

素材は、絹80%以上 麻20%未満と表示された古典柄ゆかたや綿麻着物、小千谷ちぢみなどにも合せていただける、夏・単衣用の半幅帯となりますが、生産量が少ないために、シーズンになれば製造元の西村織物でも姿を消してしまうという、希少価値の高い半幅帯ではないかと考えています。

 

他に「粗紗(あらしゃ)」という博多織りの半幅帯(絹100%)も数を揃えていて、チョットした問屋さんくらいの在庫を持つようになりました。

これは、生産が激減していて、在庫があるということが「強み」に替わる日が必ずやってくると思えるからです。

 

そのこともあって思い切りました。

 

この「麻絹」と「粗紗」の単衣半幅帯を東京展に出品したいと思っています。

東京展にて、ご自身のゆかたに合わせてみたいとお考えの方は、お荷物になるかもしれませんがマイゆかたをお持ちになってみてください。

 

博多織りのゆかた帯を出品するということは、加賀染綿絽浴衣や竺仙ゆかたも出品するということで、素敵なコーディネートになるよう、トンボ玉帯留めと三分紐も持って行くつもりでいます。

 

ブログを見ていらっしゃる方の中で、何か商品のリクエストがあればお聞かせください。

ご要望に添えることができれば考えて、東京で展示会を開くこととしたので遠慮しないでください。

 

ということで今日に記事と致します。

ではこれにて・・・
お休みなさい。