【店主の呟き】
今日は午後からお客様の出入りが多くあって気忙しい一日でした。
その中にアメリカ人女性が二人でお越しのなられていましてね~
一人は長年お付き合いをさせていただいているお客様で、その方が留学生として日本語を学んでいらっしゃるお友達を連れてきてくださったのです。
【アメリカ人女子の来店】

二人のアメリカ人女性が遊びに来てくださる
向って右側の女性がタンさんと言いまして、年に何度かお越しになって和雑貨をお求めいただいているのですが、左側の女性は始めてお会いする方です。
その彼女が身長が185㎝近くあって、ゆかたを着たときに履く下駄を探していると言うのです。
足のサイズを聞かせていただくと、なんと28.5㎝聞いてビック!
他にも普段使いの袴を用意したいというのです。
下駄も袴も規格外の大きさで、日を改めてご案内をさせていただくこととにしましたが、袴はどうにか対応できるかと思っていますが、下駄になると男物の台で鼻緒を女物ですげるしかないのかもしれません。
明日仕入先と相談したいと思っていますが、色々話を聞かせていただくと、日本文化に興味があって日本に来たそうです。
そのよう外国人が日本に多くいることをテレビの情報番組などで承知していますが、本人を目の前にして相談を受けることは初めてで、光栄に思うと同時になんとか彼女の望みを叶えてあげたいと思っています。
日本文化に触れたいと思う気持ちが片言の日本語から伝わってまいりまして、店で行っている七夕飾りを彼女たちに話をすると快く受けてくださいましてね~
短冊に願い事を書いていただくこととしました。
【短冊に書かれた彼女たちの願い】

短冊に願いを
書いていただいた短冊がこちらです。
お二人とも英語で書くのかと思っていたら日本語で漢字を交えて書いてくださって、ここにも驚きがありました。
タンさんは「幸せな毎日」
そして相談をいただいた彼女は「日本語にもっと上手になります」
日本で暮らす彼女たちの願いを知ることとなり、“なんて純粋なんだろう”と感じた次第です。
そのようなシーンに出会うと、この仕事をしていて良かったと改めて感じさせられます。
アンさんに感謝したいです。
話題は替わります。
これから夏本番を迎えようとしていまして、女の子の子供ゆかたをコーディネートしてみました。
【女の子のゆかたコーディネート】

女の子のゆかた( 5.6歳用)
ここでのコーディネートは、赤やピンクの色が入っていない色の組み合わせで、女の子らしくないかもしれませんが、このような色合もステキかと思っています。
意外とこのような色合のコーディネートを好まれるお母さんがいらっるのではないでしょうか。
実は店の開店を少し遅らせて、女の子の孫のランドセルを買いに長女の家族と近くのランドセルを取り扱う店に行ってきたのですが、これまで女の子の定番とされていた赤いランドセルが影を潜めていて、時代の変化を目の当たりにしました。
このことを一つとっても私達のきもの業界は遅れているのではないでしょうか。
長引くコロナ禍で子供ゆかた市場に新しい風が吹くこともなく、ワンパターンであることに不満を持っている私です。
取り留めのない話題になりましたが、今日はこれで終りと致します。
今晩は息子夫婦からもらった「うなぎ」で、うな重をいただいてスタミナをつけることとします、
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







