【店主の呟き】
今年の梅雨は各地で大雨の被害をもたらしているようですが、石川県もここ数日ゲリラ豪雨で動きを止められることが頻繁にあってなかなかリズムに乗れません。
幸にも大きな被害を及ぼすまでには至っていないようですがこの先の降雨量は気になるところです。
【カエルさんで梅雨時を楽しむ和雑貨】

梅雨を楽しむ和雑貨/カエルの合唱
そんな折、ちりめん細工の先生が「仲良しカエル」をいくつか作ってくれましてね~
梅雨時のピッタリの和雑貨で、このカエルさんを活かしてどのようにして飾るかを考えているだけで、心が穏やかにさせられるものです。
一つ税込み500円で販売できればと考えてますが、このような和雑貨で梅雨時を楽しむことがあってもいいかもしれませんね。
とことで夏の風物詩とも言える夏祭りや花火大会を前にして、人々が動き始めていることを感じていますが、その一方で光熱費やガソリンなどの燃料費、食品や飲食関係も値上がりしていて、消費を鈍らせているところがあるのではないでしょうか。
私達の業界も例外ではなくて、きものの素材となる、絹や綿、麻素材も値上がりをしていることを聞くと、消費が伸びているわけではないので不安な気持ちにさせられます。
そのような状況下の中で和装の魅力をどのようにして高めいくべきかが問われていて、販売価格とは別次元で消費に繋がる魅力を創り出していかなくてはならないのでしょう。
その答えを見つけ出すことができなくて苦しんでいますが、問題意識を持つことによって“ひらめき”があるので、そのことを忘れないようにしたいです。
【楽器柄長襦袢のお洒落術を語る】

楽器柄の長襦袢
こちらの画像は楽器柄をテーマにした正絹の長襦袢になります。
フォーマル用ではなくてお洒落を楽しむ長襦袢ですが、楽器柄となればとても珍しい品と言えるでしょう。
小紋や紬などの趣味性の高い無地感のきもにに合わせていたさけるとお洒落感が高まるのではないでしょうか。
コーディネート術としては、袖からチラリと見える楽器柄にお洒落感が集約されていて、楽器柄を際立たせる意味でも、きものに多くの模様や色が入っていない方が。お洒落な着こなしのイントになるかと思います。
例えばお友達よランチをご一緒にしたときに、袖口からピアノや音符柄がチラリと顔を覗かせ、その瞬間をお友達が目にされたら驚きがあったりするのではないでしょうか。
お音楽関係のお仕事をしている方や音楽を人生の友だとお考えの方に、このような楽器柄の長襦袢で楽しんでいただけたら素敵じゃないかな~
きものとの色合にも気を配って裏地のお洒落を楽しんでみて下さい。
ところで毎日考えることが多くあって物事の判断に迷いうことが少なくありません。
面倒なことは避けたいし、確率の低いことにチャレンジすることが無駄なように思えたりもしますが、そこに信じられるものがあれば踏み出すべきだと考えてます。
これまで随分遠回りをしてきた気がしますが、この先も続くのかも・・・
とにかく問題意識を持って、難しい道を選択することが自分を逞しくさせてくれるのかもしれませんね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







