残暑は厳しくて秋商戦が始まったとは言いにくいところがあり、秋物を探して店を訪ねてくださる方が少ない感じがします。
お越しになるお客様の多くは、着物や長襦袢を持って着物のお手入れを相談に来られたり、丸洗いが終った着物を取りに来る方や七五三の縫い上げを頼まれたり、お祭り関係の小物を探して店を訪ねてくださるという、必とされている用事で店に来ていらっしゃる感じで、何か新しい商品を探して店を覗かれる人が少ないのが寂しい限りです。
店が目指したいのは、地域のお客様をしっかりフォローしながら、新しい商品に興味を持って覗いていたける店を作って行くことで、和装や和のインテリア関係は石川県の発信基地となるものにしたいと考えています。
そのやり方の一つとしてSNSを活用しての情報の出し方でありますが、秋物に対する動きが少ないことを考えると、情報のまとめ方に問題があるのかと考えさせられています。
そして今日から10月に開催させていただく「神無月に会」の案内状というかチラシを作り始めました。
会の中身は仕入先との打ち合わせがある程度進んでいて、それをどのようにして表現するのかが大きな課題となっています。
その作り方は全て手書文字と店で撮った写真を上手く組み合わせて構成していく訳ですが、白紙の紙に店の想いを詰め込んで行くことって大仕事なんですね~
会を開く目的は何であるのか。
会のタイトルをどんな言葉を使って表現するのか。
それを筆を柄ってどう書くのか。
そのタイトルにふさわしい映像をどのようにして用意するのか。
物事はそこからスタートするわけですが、今日はタイトルを書いてみることに・・・。
【お客様に送るタブレター】

岡田その子/織楽浅野「帯展」 神無月の会のタイトル
「岡田その子/織楽浅野 帯展」としてみました。
先月からこのブログでも言葉にしていますが、型絵染作家・岡田その子さんの作品の帯と織楽浅野の帯を特集したいと思っていて、会のタイトルをどうしたものかと随分悩みましたが、ありのままを言葉にしてみました。
ここからどのようにして神無月の会の物語を作っていくのかが重要で、アナログで片思いの相手にラブレターを書く覚悟でいます。
今回は県外からお客様がお越しいただけないかと思ってまして、神無月の会の情報を早めに出せたら日程が組みやすいかと思うところがありまして店の情報をオープンにさせていただいてます。
会は10月20日(金)から23日(月)までの4日間となります。
どうか記憶に留めておいてください。
【丹後木綿をコーディネート】

丹後木綿をコーディネート
今日はInstagramにこの画像をアップさせていただきました、
黄色に縞の丹後木綿に更紗の紬染帯でお洒落感を深めて、山吹色と利久茶色のいろ足袋で着物との色合を合わせ、天がすみ色のお洒落草履で足元のお洒落を演出し、仕上げを飴色の玉かんざしと美濃焼の赤の帯留めで纏めてみました。
とってもオシャレな装いが出来上がったと思っていますが、10月の神無月の会にもう少し丹後木綿の種類を増やすことができればと思っていて、浴衣に替わる木綿の着物として愛用していただける環境を整えたいと考えているところです。
そして今晩は日本対チリのラグビーのワールドカップがあります。
応援しやすい時間帯なので、これからその体制に入るつもりでいます。
ということで、これで終らせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







