日中はまだ蒸し暑さが残りますが、日を追うごとに秋の声が聞こえてきたのではないでしょうか。
秋と言えば!その問いかけに、「食欲の秋」「文化の秋」「読書の秋」など、馴染みのワードが並ぶのかもしれないが、ここに「きもので遊ぶ秋」というものがあったら楽しいと思いません。
きものでお食事とか、きもので観劇とか、きものでワインパーティーとか、なんでも遊ぶことにきものを巻き込んで街着でお洒落してみるというのはいかがでしょう。
そんなお洒落ができたら素敵かと思って、秋を楽しむきものコーディネートを考えてみました。
【ワイン柄の模様を描いた小洒落た小紋で秋遊び】

きもので遊ぶ秋
それはモスグリーンの地色にワインを楽しむ模様をきものにちりばめた模様に銀にワインカラーの袋帯で組み合わせた着こなしです。
気の合った仲間とのお食事会だったり、ワインパーティーの場などにお召にいただけたら素敵じゃないかな~
このような感じで品揃えをした秋冬物から、きものでのお出かけするシーンを考えたコーディネートができればと思っているところです。
都会に比べたらお洒落にこだわる人が少ないのかもしれないが、お洒落な着こなし提案させていただくことが店の役割かと考えるところがあって、楽しいと思っていただける大人の着こなしを提案させていただいています。
そしてそのことを店のカラーにしたいと思っていますが、現実は七五三のきもののシミ抜きや縫い上げの相談を受けたり、地域のお祭り関係の衣裳やきものの寸法直しを頼まれたりで、便利屋さん的な店が求められていることに戸惑いがありますが、私自身がきもの遊びが好きで好きでたまりません。
それと、いつまでもフォーマルの着こなしに頼っていては、きもの需要が伸びるとは思いにくいところもあって、新しいきものへの価値観を持つ人との繋がりをも持つことが大切かと思っています。
そのような想いを持って10月⑳日(金)からの神無月の会に臨みたいと準備を進めているところです。
この時代、何が正しいのかまったく分からなくなっていますが、それだけに好きなことに舵を取りたいと思っています。
結果往来になるように努力しないとなりませんが、そんな自分を信じてみたいです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







