口説きたくなる日が続いてますが被災地のことを思うと贅沢な悩みです。
気温が低くなりミゾレ交じりの雨となっていますが、能登半島の避難所は「雪と寒さ」と戦う夜になるのでしょうか。
とても気に掛かります。
今日は震災のことは切り離し、店主が最もお気に入りの着物で着物コーディネートしたものを紹介してみます。
以前にもブログで紹介しているかもしれませんが、春のお母さんの入学式の装いとして組み合わせてみました。
【都会的なセンスで着物コーディネート】
そのコーディネートがこちらのなります。
ゴールド系の柔らかな色目の着物に春の季節感が溢れる桜柄の帯を合わせ、ホースヘアバッグに本革草履と加賀染め足袋の桜で晴れの日の一日を組み立ててみました。
主張する部分の少ない装いなので、お子さんの入学式などには最もふさわしい着こなしかと考えています。
【袖口だけに模様を加えてオリジナル着物】
この装いにはこだわりがありまして、両袖の袖口の金加工で幾何学模様で袖の部分を囲むようにして模様を入れていて、他は何の模様もない無地となっています。
私が注文を入れて作っていただいたオリジナル着物で、無地と呼んでいいのか、小紋と呼んでいいのか、付下げとも呼べたりするので、ここでは入学式の着物と呼ばせていただきます。
このアイディアなかなか面白いと思いませんか?
【桜柄の刺繍帯】
装いの胴体が無地なので、季節感を出すために桜柄の刺繍美で合せてみました。
この組み合わせが綺麗で最高の気品を生み出しているのではないかな~
桜も枝葉も刺繍されていて他にはない帯かと思っています。
【腹を帯〆と帯揚げを加えてコーディネート】
腹はこんな感じでコーディネートさせていただきました。
ポイントは帯揚げの色かと思っていますが、着物の胴が無地なので、合せた色や模様がクリアーに映し出されて、帯締めの色一つで装いの表情が変るから、センスが問われるのかもしれません。
かんざしもこの画像に加えさせていただきましたが、とても上品な組み合わせになったかこと思っています。
【品の良さを演出している七宝柄の刺繍半衿】
そして襟元を正絹の七宝柄半衿で合せました。
たかがこれだけのことですが、とても素敵な取り合わせとなりました。
この角度から着物を見ると、細かな地紋のようなものが入っているのが見て取れるかと思っています。
この生地が魅力を高めていて味わいがあるんですね~
【ホースヘアバッグと刺繍鼻緒の本革草履】
そしてこのコーディネートにホースヘアバッグとアッサリ系に刺繍鼻緒にかかとが高くなっている牛革草履で装いの格を高めてみました。
【季節を呼び込む加賀染め足袋】
そしてその草履に加賀染め足袋「桜につぼみ」柄で訪れている春を演出してみました。
ここまでのトータルコーディネートができたなら、豪華な訪問着のも引けを取らない着こなし術があって、気持ち良く入学式を迎えることができるでしょう。
お気に召していただけるようでしたら、入学式までにはお仕立てができるかと思っているので、ご検討されてみて見てください、
ということで今日はここまでとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい、