野暮用はあり投稿が遅くなってしまいました。
今日は単衣の着物を爽やかにコーディネートしてみました。
単衣というのは裏地を付けないで仕立てた着物の事で、5・6月や9・10月頃にお召しになる着物のことです。
7・8頃に着る着物も単衣仕立てになりますが、この時期の着物のことを業界では盛夏の着物と呼んでいるんですよ・・・・・
アップした写真は、これからお召しになれる装いの提案です。
まず最初に和装の小物から・・・・・
この時期から紫外線が気になる季節、外出時にかかしたくないのが日傘です。
どんなにオシャレしていても、日差しを浴びながら街を歩いていたのでは、ハイセンスの装いもだいなし、それにお肌にも良くないということを聞いています。
(男なもので、私はあまり気にかけていませんがね・・・・・)
ここで紹介しているのは、生地を2枚重ね合わせた緑色の濃淡の彩で描かれた水玉模様。
爽やかな感じが致します。
持ち手の木の細工がこの傘の質の高さを現しています。
お値段は ¥23、100
バッグも同じ生地で誂えたアタカゴを合わせてみました。
日傘とおそろいです。
どちらも和装の小物としての提案をしていますが、模様と形などを考えると洋装にも使えると思います。
バッグのお値段は ¥25、200
そして草履ですが、一足早い夏物を合わせてみました。
白地の小判型の草履台に紗織の 水色の鼻緒が涼しそうでしょ・・・・・
お値段はずげ上げて ¥35、700 (オーダーメイドの草履になります)
ここからが単衣の装いとしての主役の品です。
ギンネズ地に白い縞を入れた無地風の小紋柄をベースに、柔らかな色彩を細い線で模様のようにして描かれています。
袷仕立てにもできますが、ここでは単衣としたの着物として帯を合わせてみました。
パソコンの画面を角度を変えてご覧になってみて下さい。
白地の帯地が水玉になっているのがお判りいただけるでしょか・・・・・
西陣織の名古屋帯になりますが、お太鼓と前の腹の部分に小花模様を刺しゅうで浮き上がらせた、あっさりした帯です。
帯の模様にある水色を鼻緒の色と合わせ、涼感を演出してみました。
ちなみにこの帯は、単衣用から盛夏の夏きもの上に合わせることが出来る織り方をしています。
実に爽やかでしょ・・・・・
日傘やバッグの彩りにあるグリーンは森林の色、
帯と鼻緒にある水色は、川が流れる水の色、
そして水玉模様が涼しさを現しています。
なんとオシャレなことでしょう・・・・・
このような着こなしで街を歩くと素敵でしょうね・・・・・
またもや自己満足してしまいましたが、皆さんの目にはどのように映りましたか。
どうか単衣の装いは、涼しさが伝わる着こなしを考えて下さいね・・・・・
なんとかここまで書き終えることが出来ました。
ホットしています。
長女が風をひいたみたいで、喉の痛みが続いていて元気がありません。
笑顔が影を潜め心配しています。
無理をさせてしまっているのかもしれませんね。
何か手伝えることを考えないと・・・・・