「春のふくしま劇場を創り出したい」と如月の扉の前で呟く店主

和を楽しむ暮らし 店主のひとりごと

時間がゆっくり流れているように感じるのは、雪を降らせた冬の嵐が姿を潜め、穏やかな気候に触れているからかもしれません。

 

日中は日も差していて、心は春という人も多くいらっしゃったかもしれませんね。

 

できるだけ過ぎた日のことは考えないようにして、訪れようとしている「春」を店内でどのようにして肉付けをしていくべきかが重要である。

 

 

【如月(2月)の扉の前で・・・】

 

 

 

 

和を楽しむ暮らし

和を楽しむ暮らし

 

その扉を開くには、一足早く春を作らなくてはなりません。

 

2月23日は数字の語呂合わせから「つ(2)つ(2)み(3)の日」となっていまして、風呂敷をテーマに店作りを考えていて、一方で入卒シーズンが迫っていて、その晴れ舞台を和装で迎えようとしている人たちに向けて、和装小物の提案もさせていただきたいと考えています。

 

要するに「春のふくしま劇場」を用意させていただいて、お客様と訪れようとしている春を喜び合える店を目指してみたい。

そのような目的を持って明るい店作りを考えているところです。

 

 

【いまばりマフラー】

 

 

 

今治マフラー

今治マフラー

例えば新しく揃えた「いまばりマフラー」ですが、春の香りがプンプンしていたもので仕入れました。

 

これまで店では、和雑貨の部門でガーゼマフラーを採り上げてまいりましたが、新しい商品を品揃えすることで、売り場の雰囲気をいっしんしたいという想いがあって用意したものです。

 

色違いで9色用意させていただきました。

お値段が¥1,320(税込み価格)とリーズナブルなことから、心ばかりの贈り物として活用してしただけないかと考えてます。

 

他にも和雑貨部門で春が来たことをお伝えできる商品を京都の仕入れ先で探したいと思ってますが、果たしてどうなることでしょう。

 

長年このようなことを考えて店作りをしてまいりましたが、店の個性を創り上げていくことって並大抵のことではできません。

 

一番のハードルは、お客様が商品やサービスに“飽きる”というところがあり、同じことをしていては店の鮮度が衰えていくということです。

 

それは新しい商品を揃えることよりも難しく、それを割引やポイントといったお得感のあるやり方でお客様を集めることに頼っていては、店の魅力を磨き上げることにはならないのでしょう。

 

メディアなどに取り上げられるショップって、お客様目線で納得できる強みを持っています。

「味」であったり「技」や「感性」だったりしますが、店作りをする側としては憧れます。

 

いろんな想いが交差していますが、和物商品を取り扱うショップが少なくなっているだけに、和にこだわって、独自の世界を創り出すことができたらと思っています。

 

明後日、私は京都へ向かいます。

そこでは夏物が一斉に発表になりますが、店作りの軸を明確にして、この先の品揃えを組み立てて行きたいと思っているところです。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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