8日間の「ひな人形展」を振り返ってみて・そして今年の浴衣商戦を読み解く

8日間に渡り開催した「ひな人形展」が本日も持って終了となりました。

今回は開催日の設定が良くなかったのか、地域に人たりの心を満たすことができませんでした。

 

 

 

【古ちりめん木目込み雛人形[藤衣」】

 

 

 

 

 

古ちりめん木目込み雛人形[藤衣」
古ちりめん木目込み雛人形[藤衣」

 

取り組みの甘さを痛感していますが、少なからず能登半島地震の影響があったのではないでしょうか。

とにかく今月が初売りから来店客数が伸びずにいて、消費マインドが低下していることを感じさせられる月でした。

 

忌まわしい出来事が元日に起きたことが店作りに狂いが生じたのかもしれないが、この現実を真摯に受け溶けて、これからのことを組み立てていかなくてはならないと思っています。

 

そして明日は京都へ向かいます。

仕入れ先では一斉に夏物が発表になり、夏の店作りに必要となり商品を手配しなければなりません。

 

しかしここにも、業界が苦しまられたコロナ禍に爪痕を残していて、浴衣の生産を取りやめたメーカーが何社かありましてね~

その中でも前向きに浴衣の生産を続けているメーカーが新作を発表されますが、材料の高騰から販売価格が値上がりしていて浴衣が高級化しています。

 

そうした中で私の店がどう対応するかが問われる出張となるのでしょう。

 

勿論、積極的な店作りを忘れてはいません。

特にこの震災で浴衣を展開する石川県のきもの専門店が少なくなることが考えられ、その一方で既製品の浴衣がだぶついているように思えて、品質を重要視する先とリーズナブルな価格を重要視する先との二極化がハッキリしていくのではないでしょうか。

 

ここが夏場の店作りの分かれ目で、明暗を分けるドラマ劇場が始まるのではないかと読んでいます。

 

店としては今年もオーダーメイド仕立てにこだわって行きたいと考えていますが、京都にて目に適い商品をゲットできるかが大きな鍵となることでしょう。

 

明日その報告ができればと思っていますが、天候が荒れるみたいで電車が運休のならないかを心配している私です。

 

 

 

【妻の月命日】

 

 

 

妻の月命日
妻の月命日

 

そして今日は妻の月命日で妻の本へ行ってまいりました。

雪が少なくなったものの銀世界に包まれて寒そうでしたが、今日は気温も高くて降る雨が優しく迎えてくれていました、

 

大雪の影響でお正月花か形を崩していて無残に思えましたが、墓地は地震の影響を受けていなくて、短い時間でしたが能登半島地震と私たちの暮らしを報告してまいりました、

 

この記事を書き初めて思うことは、平凡に暮らしていても予期せぬ出来事は必ず起きるものです。

それがいい事であればいいのですが、そうでないことの方が多くて、不幸な出来事に遭遇すると自分の器では手に負えずにいて判断を誤ることもあります。

 

誰にでもあり得ることですが、大人の責任の重たさに、政治や震災の報道を見ていて感じさせられることが多くあるこの頃です。

 

一日も早く安心が持てる社会になるといいですね。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい

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