◆
ただ今 東京から戻ってまいりました。
鶴来商工会のメンバー15人での視察研修は、私にとりまして、とても刺激的な2日間だったと満足しているところです。
私が見たものや体験したことをこれから書きたいと思いますが、残された時間内では ご報告することが難しそうです。
なので、楽しみにしていた「伝説の本屋さん」に行ってきた話を書いてみることにします。
その本屋さんは住宅地のマンションの一階にある店でした。
外からはこれといって特徴があるわけでもなく、出入り口の上に「読書のすすめ」という文字が掲げてあるだけの店です。
おそらく情報がなければ、ここが本屋さんとは気が付かないかもしれません。
それくらい飾りっけのない店構えでした。
店の中に入るとレジの近くに女性の従業員さんが一人・・・
店の広さは私の店ほどで、雑誌関係はほとんどなかったように記憶しています。
まず先に探したのは本ではなく、この店の店長さんでした。
見当たりません・・・
アポを取っていたわけでもないので、お出かけだったのかも・・・
ガッカリです。
この店に入る直前に伝達事項がありました。
予定より時間が遅れていて、本屋さんの後に「シルク・ドゥ・ソレイユ」を観るもので、滞在時間が30分しか取れないとの事。
私は不満でしたが、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の始まる時間が決まっているだけに従わねばなりません。
限られた時間の中でなにか本を求めて帰りたい。
必死で本を探そうとしていたところに、一人の男性が現れました。
店の関係者みたいですが、ひげをたくわえている訳ではなく、メガネをしていましたが色メガネでもありません。
(本で読んだ店長さん像です)
いったい誰なんだろう~
思い切って尋ねてみました。
「娘が小学校の先生をしています。そんな娘にお薦めの本があれば教えてもらえないですか・・・」
すると、私を或る本の前まで誘導し、目の前の本を手にして感動的な話をしはじめたのです。
「泣きみそ校長と弁当の日」
「すごい弁当力!」
この2冊の本の話だったのです。
迷わず娘のお土産に買い求めることにしました。
ここは私にとってのチャンスです。
「他に、商売に役立つ本があれば、それも教えてください・・・」
いくつか紹介してくださった中で、この2冊を選んでみました。
もっともっと話を聞きたかった。
しかし時間がありません。
だからこの本屋さんの触りの部分しか知ることが出来ませんでした。
残念・・・
機会を見つけ、プライベートでもう一度来てみたいです。
説明をしてくださった方は、この本屋さんの従業員だそうです。
それにしても本のことをよく知っていたな~
素晴らしい方でした。
感謝したいと思います。
バスの中で、買い求めた「泣きみそ校長と弁当の日」を読んでいて、涙がこみ上げてくる自分がいました。
そして、心が温かくなってきて 忘れていたものを思い出させてくれるものでした。
数日前にも本嫌いのことを記事にしましたが、いい機会にめぐり会ったことでもあり、進めてもらった本を読んでみようと思っているところです。
(少々時間がかかりそうですが・・・)
東京でのお泊まりは、銀座のホテルでした。
わずかな時間のあい間に、銀座の賑わいに触れてみました。
思い出します。
確か3年前のお盆にお母さんと遊びに来た街がこの銀座です。
間違えて入ってしまった高級フランス料理の店。
お土産を買ったデパ地下。
一流の品物に触れ、世界が違うことを知らされたことなど、歩きながら思い出していました。
そんな刺激を与えてくれる銀座が私は好きです。
憧れの街でもあります。
(しかし、着物に関しては、私の店は負けていないかも・・・)
もう一度お母さんと来たかったな~
今朝ホテルのロビーで懐かしい芸能人が話しかけてきましてね~
「ケシー高峰」さんす。
コメディアンだったと思いますが、ジョークが面白くて5分近く会話をすることとなりました。
これもまた、私には刺激的でした。
そして、記念撮影を・・・
ケシーさん、ありがとうございました。
そろそろ投稿を済ませないといけない時間が来たようです。
他にもお話したいことが山とありますが、ここで閉じることに致します。
そうそう・・・
「シルク・ドゥ・ソレイユ」、感動的で話題になる訳が判りました。
まるで銀座のウインドーに飾られたマネキンが命をもらったかのように宙を舞い驚きの連続でした。
都会って時間とお金があれば何だって手に出来て本当にいい所ですね~
だけど飽きるかな~
それではお休みなさい。