水気を含んだ重たい雪が降り積もりました。
【辺りは銀世界】

この冬一番の積雪となりましたが、大雪となるまでに至らなかったので助かりました。
この先高い確率で雪が降る積もることがの予想されますが、この雪がくせ者で、外出を控える人が増えて、店の閑古鳥が鳴くんですね~
女性ドライバーの運転は積雪があると問題を引き起こすことが少なくないために、客数が少なくなることについては仕方のないことですが、そんなことよりも「雪と寒さ」は着物を楽しむ人が激減するので、私たちきもの専門店にとっては試練の時と言えるのかもしれません。
いつまでも積雪が続く訳ではないので気持の切り替えが臨まれます。
【墨色の縞牛首紬に赤を加えてお洒落を楽しむ】

このコーディネートは墨色の牛首紬に少しだけ赤を足したらおしゃれな表情が浮かび上がるのではないだろうか。
外の銀世界を見ていたら、心を燃やす「赤」に曳かれるところがあって、黒地に椿柄を赤で絞った帯で合せて、足元を黒足袋に底が赤になった当店オリジナルのいろ足袋とチョコレート色の防寒草履で冬の古民家での暮らしを想像してみました。
レトロな着こなしを感じさせてくれていますがモノトーンの色彩の中で、赤が効いていてとってもお洒落だと思いませんか。
寒い冬の着こなしに赤が入るとパワーが増して元気を頂けます。
【腹を帯締めと帯揚げでコーディネートを整える】

腹にも赤い椿うぃ絞ってワンポイント柄が入っていまして、艶消しの帯締めとモノトーンの帯揚で牛首紬の装いを整えてみました。
織の牛首紬の味も見事に表現されてますし、モダンさもあって大人の女性を見事に表現していると思いませんか。
好きなことを書かせていただいてますが、黒地にチラリと見える赤って魅力的で、女性の美しさが隠されていると思いませんか。
上手く表現できませんでしたが、参考になれば幸いに思います。
それは今日はこれにて・・・
お休み

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







