昨日できなかった店の模様替えを朝からしていましたが、外は絶好の花見日和で多くの人が花見を愉しまれたのではないでしょうか。
桜の開花で気候が一気に初夏に向うと考えられるので、季節の先取りとなる売場の構成に着手しなければなりません。
取りあえず和柄Tシャツを売場に取り込みこととしました。
【新しいショップに早替り】
和柄Tシャツを格とした「カジュアルな和を感じる暮らし」を演出させていただきました。
和柄Tシャツとヒール下駄との組み合わせに、普段使いのバッグに風呂敷という新しい生活提案ができないかと、風呂敷コナーを新しくしてみました。
これまでとまったく違った和テイストのショップとなり、独りでワクワクしていますが、お客様はどのように見てくださるかが興味あります。
これで安心するのではなくて、このコナーから新規客を呼び込みことができる「知恵」と「販促」が必用とされていて、スタートラインに立てたことに喜びを感じています。
そんな訳で店内の模様替えに一日近くかかりましたが、少しずつでも売場が変化していくと、“今からこれから”という気持ちが膨らんで行くから不思議です。
シワが増えて、頭部の髪も年々薄くなり、朝顔を洗うときに鏡に映る自分を見て、年を取ったことを感じますが、何故か心はいつも夢見ていて、諦めることがなく、思い立ったらすぐに行動に移し、嫌なことが起きて落ち込むことがあっても、次の日に心をリセってしているから不思議な人間だと思っています。
だからこの仕事を続けることができているのかもしれません。
話題は替わりますが、震災とは関係がないと思いますが、実店舗にお越しになるお客様が少ない感じがしますが、ネットからの問い合わせや、オンラインショップからの注文も増えていまして、買い物の在り方が昔とは随分変わって来ていることを感じています。
特にコロナ禍が業界の仕組みを変えてしまって、メーカーさんは商品を積極的に作れなくなっていて、問屋さんは商品を集めにくくなり、呉服店さんは廃業する先が急激に増えています。
この現状をきもの愛好家の目線から見れば、目に適った着物や帯を手にしようと思ったら、何処で相談したらいいのか分からない時代になっていて、インターネットに頼らないと見つけられない業界になってしまったのではないでしょうか。
厄介な着物業界になってしまいましたが、ある意味でビジネスチャンスが広がっているとも言えます。
この着物コーディネートは「宝尽くしの付下げ」に「西陣織りの袋帯」で格調ある着こなしを組み立てたものです。
黒っぽい袋帯が格調を高めていて、とても素敵だと思いませか。
お茶席だったりパーティの席だったり、フォーマルな装いとして品のある着こなし方で、注目される着こなしと言えるでしょう。
こちらの付下げは京刺繍で一つ一つ針を通し描き出した「宝尽くし」の模様で、いい感じの付下げかと思っています。
古典柄なので流行がなく、刺繍で模様を浮かび上がらせていて、このアッサリ寒がなかなかいいと思いません・・・。
あるお客様に「宝尽くしの模様」の付下げか訪問着を紹介させていただきたくて、先に一枚、ここに紹介させていただきました。
来週にもラインで情報をお送りできるかと考えているのでもうしばらくお待ちください。
ピントがズレた記事になっているかもしれませんが、今日はこれで終るとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。