一目惚れした染帯が店に届きました。
ダンスをしている模様の帯なんですが、その線の動きが優しくも躍動的でとっても素敵なんですね~
その帯は黒地に銀で描かれたかのような「ターキッシュ・ダンス」の帯で、大市松小紋に合わせてみたのでご覧ください。
【大市松小紋に合わせた踊り子の帯】
着物は小千谷紬に染めたもので、大胆な模様に合わせたら、どのような表情を見せるのかを確かめたくてコーディネートしてみました。
カジュアルな装いとなるべき所に、天使のような女性は舞い降りて来たかのようで、モダンな着こなしを演出しているのではないでしょうか。
そのような想いを持って撮影を終えると、店の奥に仕舞い込んでいた「世界地図の小紋」に合わせたら面白い表情になるのではないだろうか。
その小紋を出してきてコーディネートしてみると、それが憎い表情を見せたんですね~
【世界を旅する踊り子の着物コーディネート】
見てくださいこの表情を・・・
世界を股に掛けて旅する踊り子が大空に舞い上がるかのようで、とても惹かれるところがあります。
このような着こなしができたら、とても素敵だと思わない・・・
格好いい着こなしとは、このことを言うのではないでしょうか。
【ターキッシュ・ダンスの染帯】
このような言葉が湧き上がって来るのは、ターキッシュ・ダンスの線を 表情豊かに描き上げた職人さんの技と言えるのではないでしょうか。
銀の染料で描いているのではないかと想像していますが、微妙な色合の強弱を付けていまそて、とても素晴らしい作品かと思っています。
この染帯から「美しさと夢を追いかける女性!」をイメージすることが出来ます。
とても素敵な染帯です。
【心が躍る帯】
お太鼓にするとこのような感じになりますが、両手を広げた柔らかな線がとても気に入っております。
世界地図の小紋でも違った表情を映すことが出来ればよかったのですが、今回の復興展では当店が仕入れた商品が色々入荷していまして楽しんでいただけるかと思います。
そして明日は県外のお客様から承っていた別注染めの着物と帯が染め上がって、加賀友禅作家・志々目哲也氏と共にテレビ電話でお話をさせていただくこととなっています。
緊張する朝になりそうですが、明日もマイペースで時間を有効に使い、展示会の準備に励みたいと思っている私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。